総額数千万円分の診療報酬を不正請求 三重・県立総合医療センター
三重県四日市市の県立総合医療センターで、2014年から6年間にわたり行われた約110件の手術について、診療報酬を不正に請求していたことが分かりました。 同センターによると、産婦人科で子宮がんなどの患者に対して行った保険適用外の腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を、開腹手術であるなどと偽るなどし、診療報酬を不正に請求していた事例があったということです。 去年の夏「産婦人科で不正が行われている」と内部通報があり、第三者委員会による調査を開始。その結果、2014年からの6年間で、112件の不正請求が確認され、総額は数千万円に上るとみられています。 病院は、不正に関わった医師1人を文書注意処分としており、今後、不正請求の総額を確定させて返還するとしています。
中京テレビNEWS