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「正しく知って正しく怖がるのが大事」 ハンセン病とコロナで講演 奄美図書館

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南海日日新聞

 「ハンセン病とコロナ」と題した講演会が28日、鹿児島県奄美市名瀬の県立奄美図書館であった。住用診療所(同市)所長の野崎義弘氏が講演。ハンセン病と新型コロナウイルス感染症の共通点と相違点を挙げ、「新型コロナは誰にでもうつるが、ハンセン病は誰にでもうつることはない。正しく知って正しく怖がるのが大事」などと語った。  ハンセン病の正しい知識の普及・啓発に取り組む「ハンセン病文庫友の会」(森山一隆会長)が主催。県が定めた「ハンセン病問題を正しく理解する週間」(21~27日)に合わせて開催した。  野崎氏はハンセン病と新型コロナは同じ感染症である一方、▽ハンセン病は治療法が確立▽新型コロナは見ても分からない│などと違いを説明。ハンセン病は隔離政策、新型コロナは社会的隔離によって、「どちらも偏見、差別が生まれているのは一緒。ハンセン病は怖い病気ではない。長年強制隔離を続けてきたのが問題」とも指摘した。  ハンセン病の歴史や新型コロナの症状、世界の感染動向、予防法なども資料を示しながら解説した。  約20人が来場し、熱心に聞き入っていた。参加した女性は「新型コロナとハンセン病の違いがよく分かった。昔ハンセン病患者が隔離されたのは間違いだった。新型コロナの場合は国民が意識して基本的な予防法を行っていくことが大事」と話した。

奄美の南海日日新聞

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