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古河電工、自動車用ワイヤハーネスを4年で売上2割増目指す。アルミ品で燃費向上に貢献

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鉄鋼新聞

 古河電工は2023年度までの4カ年で自動車用ワイヤハーネスの売上高を19年度比で約2割増やす。軽量で燃費向上に貢献するアルミハーネスの採用を拡大しながら売上を伸ばす。加えて顧客の調達リスクを低減する、グローバルな供給体制の最適化を推進。安定供給によるユーザーメリットの創出も販売増につなげる。自動車市場については現在新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による影響が顕著だが、中長期的には穏やかに伸びると見込んでいる。  素材特性を生かした軽量なアルミハーネスは、気候変動対策に繋がる自動車の燃費向上に貢献。今後需要は増える見通しとなっている。19年度末現在で同社のアルミハーネスが採用されている車は、6社が製造する39車種だが、23年には8社の73車種に拡大する見通しだ。  アルミハーネスでは電線の接続に使う端子の信頼性やコストなどが普及に向けての課題となっていた。同社では端子材料となるオリジナル特殊銅合金条や、自社製ファイバレーザ装置による溶接加工などグループの技術を結集した「アルファ端子」で課題をクリア。その技術を生かして受注を拡大していく。またハーネスに使うアルミ電線の豊富なバリエーションも武器になる。  グローバルな供給体制最適化については現在自動車部品事業で非常時にも供給を途絶させないサプライチェーンの多重化を進めている。非常時に影響が出た拠点に代わって、稼働可能な拠点から製品を納められる体制の強化にさらに力を入れる考えだ。