春の“大学王者”はどこに？ 仙台大の注目選手（4）彗星の如く現れたスーパールーキー
全日本大学野球選手権が6月5日に開幕する。仙台六大学は春季リーグ戦を2季連続で制した仙台大が2015年以来、8年ぶりの出場。まずは2014年初戦以来の全国勝利を目指す。今回は、仙台大の注目選手5人を厳選し、紹介する。
佐藤幻瑛投手(1年＝柏木農)
近年次々と好投手を輩出している仙台大に現れたスーパールーキー。今春は全12試合中7試合に先発し3勝を挙げるなど、1年生ながら実質エースの役割を果たした。 青森の公立校出身で、高校時代は全国的には無名の存在。それでもオープン戦からアピールを続け、1年生としては異例の開幕2戦目の先発に抜擢された。初戦からルーキー離れした堂々たる投球を続け、首脳陣からの信頼は確固たるものに。 東北学院大3回戦で9回2失点、東北福祉大3回戦で7回途中3失点といずれも勝ち点のかかる大一番でも好投してみせた。 最大の魅力は150キロに迫る速球。ゲームメイク能力や奪三振能力にも長けている一方、伸び代も十分だ。全国の猛者たちを相手にどんな投球を見せるか、期待が高まる。
ベースボールチャンネル編集部
