「葬儀代が3分の1になる」と80歳の父が生前見積もりをしているそうです。そんなに金額が変わるものでしょうか?
生前見積もりのポイントは?
家族葬から一般葬、一日葬など、幅広い種類の葬儀に対応しているA社によると、葬儀の相場は家族葬で約40~100万円、一般葬で約100~200万円とされています。葬儀会社と事前に話し合うときは、費用目安も参考にしながら丁寧に話し合いを進めていくことが大切です。 本人の葬儀はどのようなスタイルがいいのか、規模はどれくらいか、どこでするのか、宗教形式は何かを決めておくと、見積もりの比較がしやすくなります。 また、本人にとって自分の葬儀で「これは必ずしてほしい」といったことがあれば、葬儀会社へ伝えましょう。業者側で希望にできるだけ近いプランを提案してもらえます。
生前見積もりで安い値段を提示されたときはプラン内容を確認することが大切
生前見積もりは、本人が亡くなったときの葬儀費用を事前にある程度把握できることや、本人が葬儀でしてほしいことをかなえやすいというメリットがあります。 しかし、業者によっては生前見積もりで安いプランの見積もりを取り、実際に葬儀をしたあとに追加で料金を請求されるケースがあるため、注意が必要です。 生前見積もりでは、提示されたプランがどこまで含んでいるのかを確認しましょう。また、葬儀の規模や場所、宗教形式を先に決めておけば、複数の会社で見積もりを比較する際に分かりやすくなります。 人生最後のお別れのときなので、値段だけでなく内容もしっかりチェックしておきましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部