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【現地レポート】感染者数はいまだ1日2万人増。それでも全州で制限緩和へ踏み切ったアメリカの現状

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Suits-woman.jp

世界で最も多い感染者数が確認されているアメリカ。その数は約183万人、死者数も10.5万人を超え、いまなお1日2万人以上が新規感染している(※2020年5月31日現在)。それでも感染のピークは過ぎたとされ、5月から各州ごとに段階的に経済活動が再開。約2~3か月に及んだ外出制限はようやく緩和され、今までに全50州で経済再開措置が取られている。一時は制限緩和によって新規感染者が増えた地域もあったが、これ以上の経済活動停止は厳しいと判断され、制限解除の方向へ進み始めたのだ。確かにアメリカの4月の失業率は14.7%と、1930年代の世界恐慌以降で最悪。今後は新型コロナウイルス対策をしながら、経済活動を行なっていくことが大きな課題になる。 では実際、どのような方法で段階的な制限緩和が行なわれているのか。今回はノースカロライナ州に住む筆者がその現状をお届けしよう。

フェーズ1でショッピングモールが、フェーズ2でレストランが再開

ノースカロライナ州の感染者数は2万9000人、死者は約900人(※2020年5月31日現在)。アメリカの中では17番目に感染者が多く、いまだ1日1000人近い感染者が確認されているが、現時点で「phase2(フェーズ2)」という緩和措置第2弾が実施されている。 ロックダウンの時は、生活必需品を買うお店以外はすべて休業。人々が集まることは禁止され、外出は生活用品の買い出しと散歩や運動のための外出のみ。街中から人が消えて異様な雰囲気になった。 ロックダウンから約1か月半、緩和措置が発表され、フェーズ1に移行したことで、生活用品店以外のお店が徐々にオープン。店内は人数制限がされ、マスク着用などを義務にする店舗が増えた。また10人以下の屋外での集会が許可されたことで、立ち話をする人がちらほら目立つようになった。 フェーズ1に移行してから約2週間後にフェーズ2へ。ヘアサロン等のお店もオープンし、営業を再開するお店が増え、レストランも徐々に再開しはじめた(ただし定員数50%範囲内での営業)。人数制限はあるが人々が集まることも許され、グループでの集まりを見るようになる。 ■Stay at home order(外出禁止令)■ (ノースカロライナ州の場合3月30日午後5時~) ショッピングは生活必需品店のみ開店(店内は定員20%の客制限)。レストランはテイクアウトとデリバリーのみの営業。サロン・ジム・娯楽遊具施設等の一時休業。学校の休校。公共施設の休館。公園の遊具エリア、トイレ等の施設閉鎖。家族や同居人以外の集まりは禁止。 ■Modified Stay at home(phase1)緩和措置第1段階(フェーズ1)へ■ (ノースカロライナ州の場合5月8日午後5時~) ショッピングモールなど生活必需品以外のお店がリオープン(店内は定員50%の客制限)。10人以下のアウトドアでの集会がOK。 ■Safer at home(phase2)緩和措置第2 段階■ (ノースカロライナ州の場合5月22日午後5時~) 10人以下の室内での集まり、25人以下のアウトドアでの集まりがOK。レストランは通常の50%の定員でオープン可能、美容室・サロンなどが再開。キャンプ場オープン。プール定員数半数でオープン。

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