コロナウイルス感染者3人、大阪の100人規模ライブに参加
大阪府は2月29日、高知県で新型コロナウイルスへの感染が確認された30代の女性が、2月15日に大阪市内のライブハウスで開催されたコンサートに観客として参加していたと発表した。 【ノーカット】新型コロナ感染抑制へ政府の対応を説明 安倍首相が会見 (2020年2月29日)
大阪府や高知県などの発表によると、女性は2月29日に感染が確認された。同15日に大阪市都島区のライブハウスで行われたコンサートに参加。コンサートは約100人がおり、その女性は同日午後5時半から同10時まで会場ですごし、この間にマスクは着用していなかったという。 女性は2月13日にのどに痛みを感じ、14日に医療機関で抗生剤を投与。15日に1人で高速バスに乗ってライブハウスへ向かった。 25日と27日に大阪府や札幌市で感染が確認されいてる、いずれも大阪府内在住で40代の男性2人も、ライブの関係者として参加。大阪府は集団感染の疑いもあるとして「コンサートに参加された方で、発熱や呼吸器症状がある方は、新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)へご相談ください」と呼びかけている。
ライブハウスでもツイッターで、2月15日に行われた公演の詳細を伝えるなどしている。府によると、このライブハウスは大阪市保健所の指示のもと、すでに消毒作業を行ったという。