ダイアナ妃似の美形揃い! 華麗なるスペンサー家のメンバーを総覧
キャロライン・フロイト
チャールズ・スペンサーの2番目の妻 ヴィクトリアとの醜悪な離婚劇の後、イギリスに戻ったスペンサー伯爵は、大学時代の友人キャロラインと再会。彼女自身も実業家マシュー・フロイト(精神分析の元祖ジークムント・フロイトのひ孫)と離婚していて、それが共通点となって急接近したのだ。 キャロラインは故ダイアナ妃と同様に幼稚園の教師として働いた経歴もあり、大人になりきれない部分が残る伯爵を精神的に温かく包み込んだという。両親の離婚後、あまりいい思い出がなかったオルソープの屋敷には戻らないと誓った伯爵の考えを変えさせたのもキャロラインで、ダイアナ妃の記念碑を建てる際にも献身的に夫を支えたという。また険悪だったメディアとの関係性を少しでも好転させたほうがいいとキャロラインがアドバイスした結果、伯爵はメディアに歩み寄る姿勢を見せたと言われている。エドモントとララという子供が生まれたけれど、伯爵の浮気癖が再び頭をもたげた結果、離婚。
カレン・ゴードン
チャールズ・スペンサーの現在の妻 スペンサー伯爵の3人目の妻で、最新のスペンサー伯爵夫人となったカレンはカナダ人。モデルのバイトで学費を稼ぎ、トロントのフォーシーズンズ・ホテルで働いているときに新米プロデューサーのマーク・ゴードンと結婚。二人の娘を育てる専業主婦だったけれど、離婚後に活動家に転身。離婚の慰謝料130万ドルを使ってNGO団体<ホール・チャイルド・インターナショナル>を設立し、精神的支援を必要とする子供たちの救済に乗り出したカレンの行動力は、ダライ・ラマやオバマ元大統領らにも称賛されている。ロサンゼルスのパーティーでカレンを紹介されたスペンサー伯爵は、彼女の美しさはもちろんだが、独立心旺盛な側面に魅了された模様。写真はヘンリー王子とメーガン妃の結婚式に、夫スペンサー伯爵と参列したとき。
Text MIDORI YAMAGATA
ELLE mariage