当時63歳の姉など親族2人を殺傷 55歳の男に求刑どおり懲役25年「再犯の恐れがないとは言い切れない」札幌地方裁判所
北海道放送(株)
今年1月、北海道岩見沢市と後志の余市町で2人が死傷した事件で、殺人などの罪に問われている55歳の男の裁判員裁判で、札幌地裁は男に懲役25年の判決を言い渡しました。 【写真を見る】親族2人を殺傷の55歳男に懲役25年判決「反省する様子見られない」 札幌市西区の無職高橋元被告(55)は1月、余市町のアパートで姉の佳代子さん(当時63)を包丁で刺して殺害し、同じ日に岩見沢市で高橋被告の妻の弟(当時57)を包丁で刺し、重傷を負わせた殺人と殺人未遂などの罪に問われています。 札幌地裁は13日の判決で「極めて計画性の高い残酷な犯行であり、殺意の強さは非常に強固である」と指摘。 さらに、「反省する様子は認められない。再犯の恐れがないとは言い切れない」として、検察の求刑通り懲役25年の判決を言い渡しました。
北海道放送(株)
【関連記事】
- ▼刑務所で50年以上過ごした88歳の男「今度は生きて帰れない」次の出所は93歳、拘置所で語った更生への後悔と諦めの本音
- ▼すすきのガールズバー爆発「会いたい会いたい」52回繰り返した重体の41歳男性、元交際女性の勤務先にガソリンのような液体で…入院中の女性は「許せない」と怒り
- ▼札幌すすきのガールズバー「ミリオン」爆発火災 20代女性従業員と交際トラブル?40代男性が無言でバケツに入れたガソリンのような液体で「両手のタトゥがドロドロに」
- ▼泣きながら「自分は見ていただけ」江別男子大学生“集団暴行死”事件、暴行を加え聞き出した暗証番号で十数万円引き出しか 逮捕された女子大生らの供述や証言からたどる事件の闇
- ▼瑠奈被告の父修被告が証言、家の中では片言の“ブロークンイングリッシュ”で会話「何を考え、望んでいるか、今もほとんど…」【ススキノ首切断事件裁判】