小学生球児らが雑巾がけ100メートル疾走 西予で大会(愛媛)
プロ野球オールスターゲームの愛媛開催を記念して、西予市宇和町卯之町2丁目の宇和米博物館で3日、雑巾がけの速さを競う「Z-1グランプリ」の特別大会が開かれた。市内の小学生44人が、木造廊下100メートルを元気よく駆け抜けた。 出場した児童は、野球やソフトボールのチームに所属。参加賞として配られたプロ野球12球団のユニホーム柄Tシャツを着てレースに臨んだ。息が切れて倒れ込んだり、足がもつれて転んだりする児童もいる中、スタートの勢いそのままにゴールするつわものもおり、観覧した保護者らは子どもたちがゴールするたびに拍手や歓声を送っていた。 25秒11の好記録で優勝した三瓶小6年の男子児童(11)はキャッチャーとして日々下半身強化に励んでいるとし「練習の成果もあり、きつくなかった。また挑戦したい」と余裕の表情だった。 坊っちゃんスタジアム(松山市市坪西町)で27日に開催される同オールスターゲーム第2戦を盛り上げようと、西予市商工会青年部や市、愛・野球博実行委が主催した。
愛媛新聞社