京都府立植物園 開園100周年記念式典 秋篠宮ご夫妻ご臨席
京都府立植物園の開園100周年記念式典が、秋篠宮ご夫妻ご臨席のもと開かれ、関係者らが日本で最も古い公立植物園の大きな節目を祝いました。京都市左京区で開かれた記念式典には、関係者などおよそ200人が出席しました。日本植物園協会の総裁を務める秋篠宮さまは「生物の多様性を保全することの意義を啓発することは大切で、植物園が担う役割はますます大きくなる」と期待を寄せられました。また、植物園の戸部博園長は、創設に力を尽くした第10代京都府知事の大森鍾一と建築家の武田五一の功績に触れた上で「次の100年に向けて新たな出発の日とすることを誓います」と決意を述べました。このあと植物園の更なる発展を願って記念植樹が行われ、秋篠宮さまは西陣の宝鏡寺に伝わる「曙梅」を、紀子さまは菅原道真ゆかりの梅といわれる「紅和魂梅」を植えられました。お二人が植樹された梅は、後日、植物園の梅林に移植されるということです。