最近よく聞く「リカレント教育」って?大江麻理子さんと一緒に深堀り!
テレビ東京『WBS(ワールドビジネスサテライト)』の大江麻理子キャスターがセレクトした“働く30代女性が今知っておくべきニュースキーワード”を自身の視点から解説する連載。第21回目は、「リカレント教育」について大江さんと一緒に深堀りします。 【フォトギャラリー】学べる人は一生楽しい!2022年こそ始めたい大人の「学び」
今月のKeyword【リカレント教育】
りかれんときょういく≫リカレントとは「繰り返す」「循環する」という意味の英語(recurrent)。学校教育からいったん離れて社会に出たあとも、必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と学びを繰り返すこと。日本では、仕事を休まず学び直すスタイルもリカレント教育に含まれ「社会人の学び直し」とも呼ばれる。
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1970年代 経済協力開発機構(OECD)がリカレント教育を推進 1970年にOECDが教育政策会議で取り上げ、1973年に「リカレント教育-生涯学習のための戦略-」報告書が公表されたことで国際的に広く認知された 2016年10月 人生100年時代を説く『ライフ・シフト』日本語版出版 著者リンダ・グラットン氏らが、長寿化時代における働く期間の長期化と学び直しの重要性を指摘した『ライフ・シフト』日本語版が刊行。ベストセラーに 2021年12月 岸田総理が所信表明演説で「学び直し」の強化を表明 岸田総理は所信表明演説のなかで、「人への分配」を「未来への投資」ととらえ、学び直しや職業訓練を支援し、再就職やステップアップを推進すると唱えた
【バイラ読者125人にアンケート】
Q 「リカレント教育」という言葉の意味を知っていますか?
「知っている」「聞いたことがある」と答えた人を合わせると約4割。言葉の認知度はそこまで高くなかったが、約9割の読者が「何かを学びたい」、半数以上が「今、学んでいることがある」と回答。読者の学びへの意欲の高さが表れる結果に Oe's eyes 言葉自体は知らなくても、実際に自分を高める学びを続けている方が多いようで、リカレント教育の概念はすでに浸透しているんだなと感じました。時代の変化や自分自身の変化にしなやかに対応するためには自分を高めるしかないと覚悟ができている方が多く、「かっこいいな」というのが率直な感想です