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外国籍の指揮官・3選手コロナで合流遅れ 熊本ヴォルターズ、チームづくり綱渡り

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熊本日日新聞

 開幕戦が10月3日に迫る中、バスケットボールBリーグ2部(B2)熊本ヴォルターズの外国籍選手・スタッフの合流が遅れている。新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした政府の入国制限で来日できずにいるためだ。新シーズンに向け、チームづくりは綱渡りを強いられている。  クラブによると、昨季の日本での活動実績があるネナド・ヴチニッチヘッドコーチ(HC)と、センターのデイビッド・ドブラスは近く入国できる見通し。ただ、来日後2週間は隔離が必要なため、チーム合流は早くとも今月下旬となる。  昨季の国内活動がなかったマーベル・ハリス、イバン・ラベネルの2人は入国のめどすら立っていない状況だ。  開幕まで1カ月を切り、本来ならば戦術を磨き、選手同士の連携強化に取り組む時期だ。しかし、新加入4選手のうち、7月中旬のチーム始動時から合流できたのはセネガル出身で日本国籍を取得したファイ・サンバのみ。主力として期待される外国籍3選手の不在の影響は大きい。

 司令塔の石川海斗は「(現状のメンバーで)しっかり準備して、外国籍選手が合わせるだけの状態にしておきたい」と話すが、事実上のぶっつけ本番で臨むことも考えられる。  さらに、8月中にチーム内で5人のコロナ感染が確認され、9月2日までの約3週間、チーム練習が休止となったことも痛手に拍車を掛けている。  開幕からのスタートダッシュを狙うクラブは、手をこまねいているわけではない。Bリーグは契約済みの選手が入国制限で来日できない場合、別の外国籍選手と追加契約できる特例措置を設けており、熊本も活用を検討中だ。国内で昨季プレーした選手など入国が比較的容易な選手をピックアップし、交渉に着手しているという。  西井辰朗ゼネラルマネジャーは「ぎりぎりのタイミングだが、急ピッチでチームづくりを進めるしかない」と話す。悲願のB1昇格へ選手・スタッフが一丸となり、立ちはだかる困難を乗り越えたい。(萩原亮平)

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