名古屋DF成瀬竣平が退団 長崎とも育成型レンタル終了に…かつてのフィッカデンティ体制下で出番増も
名古屋グランパスは6日、DF成瀬竣平(23)の契約満了を発表した。 成瀬は名古屋のU-15からU-18に進み、2019年にトップチーム昇格。マッシモ・フィッカデンティ前監督のもとで2020年、2021年と出番を増やしたサイドバックだが、2022年4月のファジアーノ岡山行きから育成型期限付き移籍が続き、モンテディオ山形、水戸ホーリーホックを経て、今年4月からV・ファーレン長崎でプレーした。 だが、その長崎でも公式戦6試合の出場に終わり、育成型期限付き移籍も期間満了に。両クラブを通じて別れの挨拶をしている。 ◆名古屋グランパス 「このたび、名古屋グランパスを離れることになりました。Jr.ユース、ユース時代を合わせて12年間という長い間、クラブの一員として活動できたことに深く感謝したいと思います。 未熟であった自分を人としてもサッカー選手としても大きく成長させてくれたクラブであり、これまで名古屋グランパスの一員として過ごせたことは大きな財産です。ここで過ごした時間は、すべてが順風満帆な日々ではありませんでしたが、ファミリーの皆さまの熱く、そして温かい声援が私の大きな力となっていました。嬉しいことよりも悔しい思いの方が多く、チームの力になれず、離れることはすごく悔しい気持ちでいっぱいです。 これからは名古屋という地を離れ、新たな道を進むことになりますが、ここで得た嬉しい経験や悔しい経験も忘れずに、これからも全力で挑戦を続けていきたいと思います。 名古屋グランパスファミリーの皆さま、そして全ての関係者の皆さまに心より感謝いたします。12年間、本当にありがとうございました」 ◆V・ファーレン長崎 「リリースの通り、短い間ではありましたが、V・ファーレン長崎を離れることになりました。今シーズンの途中からチームに加入させていただき、チームの一員としてプレーさせていただけたことをとても感謝しています。本当にありがとうございます。チームの J2 優勝、J1 昇格という目標を達成できなかったこと、チームの力になれなかったことを申し訳なく感じています。チームメイトやスタッフの皆さん、そしてファン・サポーターの方々の多くのサポートが力になりました。V・ファーレン長崎を愛する皆さんと共に戦うことができたことを誇りに思います。本当にありがとうございました」
超WORLDサッカー!