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レナウン子会社、民事再生手続きを断念し破産開始決定

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東京商工リサーチ

再生計画案の作成見込みが立たなかった

 6月5日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し8月31日、同地裁より再生手続き廃止決定を受けた(株)ダーバン宮崎ソーイング(TSR企業コード:900082968、法人番号:9350001009559、宮崎県日南市北郷町郷之原字南上床乙3663、設立1974(昭和49)年2月、資本金5000万円、山川智彦社長)は9月24日、同地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人は永沢徹弁護士(永沢総合法律事務所、中央区日本橋3-3-4、電話03-3273-1800)が選任された。  負債総額は約3億9100万円(2020年5月31日現在)。  (株)レナウン(TSR企業コード:295833440、法人番号:6010701015232、江東区)の連結子会社。1974年創業以来、紳士服の製造を手がけ、レナウンの直営工場としてダーバンなど高品質のスーツを製造していた。  しかし、ビジネススーツの需要減や流通の多様化、節約志向により、売上が低迷。さらに「新型コロナウイルス」感染拡大で受注も減少した。  こうしたなか5月15日、親会社のレナウンが民事再生開始決定を受け、債権回収ができなくなっていた。資金調達を模索したが、自力での再建を断念し6月5日、民事再生法の適用を申請した。  レナウンと同様にスポンサー選定を進めていたが、入札までには至らなかった。ダーバン宮崎ソーイングの下請会社3社に工場の不動産や設備などを譲渡することに合意したが、譲渡価格では再生計画案の作成見込みが立たず、破産手続きに移行した。