16日は台風7号が関東に接近 その先 晴れても急な雨に注意 猛暑続く 2週間天気
明日16日は台風7号が関東に接近。その先、湿った空気の影響を受けやすく、晴れても急な強雨や雷雨に注意。高温傾向が続き、東海以西は猛烈な暑さ。
1週目:16日(金)～22日(木)
台風7号が強い勢力で北上します。 明日16日は、関東は断続的に雨が強まり、昼頃からは風も強まるでしょう。沿岸部では看板が飛ばされるような暴風の吹く所があり、海は猛烈なシケとなりそうです。大雨や暴風、落雷による停電などにより、交通機関が乱れる恐れがあります。お盆のUターンに重なり、移動が多い時期。移動経路や移動方法を、いくつか考えておくなど、余裕を持った行動を心掛けてください。17日の前半にかけて、東北(南部の沿岸部が中心)も、雨や風の強まる所があるでしょう。台風の進路から遠い地域でも、太平洋沿岸には台風からのうねりが届き、思わぬ高波が押し寄せる危険性があります。 18日以降、全国的に、スッキリと晴れる日は少ない見込み。前線や湿った空気の影響を受けやすく、連日のように、あちらこちらで雨雲や雷雲が湧くでしょう。 気温は平年並みか高い予想。名古屋をはじめ、40℃に迫る所もありそうです。
2週目:23日(金)～28日(水)
この期間は、札幌をはじめ北海道は曇りや雨の日が続きそうです。 東北や北陸、関東から西の地域は日差しがありますが、湿った空気が流れ込むため大気の状態は不安定。急に降ってくる強い雨や、落雷、突風に注意が必要です。 気温は引き続き平年並みか高いでしょう。連日、広い範囲で30℃を超えて、東海から西では35℃前後まで上がる予想。湿度も高めで、熱中症のリスクが高いでしょう。夜の寝苦しさも、収まる気配がありません。今後も、適切に冷房を使うなど、無理のないようにお過ごしください。
日本気象協会 本社 戸田 よしか
