【私と仕事と生理】モデル・タレント中庭アレクサンドラさんの「生理の日のマイルール」
生理との向き合い方を、各界で活躍する女性にインタビューする連載企画。今回は、モデル・タレント中庭アレクサンドラさんに話を聞きました。 【私と仕事と生理】タレントほか働く女性の「生理の日のマイルール」
知識が増えれば増えるほど生理のストレスから解放されました
ファッション撮影に加えて、CMや再現ドラマ、バラエティ番組に出演するなど、マルチに活躍するモデルの中庭アレクサンドラさん。独学で学んだフェムケア&フェムテックの豊富な知識を生かし、@BAILAで「中庭アレクサンドラのフェムケア的ひとりごと」を連載。 「フェムケアに興味を持ったのは10年以上前のこと。外国人の友達との会話でデリケートゾーン用ソープの存在を知り、衝撃を受けて調べ始めました。10歳のときに来日するまで住んでいたカラチャイ・チェルケス共和国の小さな村は、婚前交渉を禁じるなどの古い風習が残っていて、生理についてもフランクに話せる環境ではありませんでした。そのため母親からも生理教育を受けたことはなく、生理の仕組みをきちんと理解したのは大人になってから。そんな経験から、生理やフェムケアについての情報を手軽に得られるような環境づくりに携わりたい、と強く感じるようになりました」 自ら情報を調べるなかで、気になったアイテムは片っ端から挑戦。フェムテックの進化により、PMSや生理の負担がぐんと軽くなったと言う。 「以前、テレビの収録中に生理がきて、衣装を汚しそうになった経験があるんです。それ以降、大好きな白い服を着るのが不安に。でもナプキンのバリエーションが増えて、月経カップなどのチョイスも加わった今は、漏れの心配から解放されました。また、PMSによる感情の起伏を、『ケアミー』というアプリを通じてマネージャーなどの近しい人と共有。予防線を張ることで、人間関係のストレスもなくなりました。自分ではうまく説明できない症状を、わかりやすく解説してくれる点も◎。過去に交際していたパートナーは、私のイライラの原因がわかって安心した!と喜んでいました」 今でも友人と話すたびに新しい発見があり、生理やフェムケアの奥深さを実感していると言うアレクサンドラさん。今後は自らのYouTubeチャンネルで、もっともっと多くの情報を発信していきたいと意気込む。 「私には様々な国籍の友人がいますが、日本人は特に、生理について話すことに抵抗があると感じます。そんな人にも情報が届くように、世界中の優秀なフェムテックを紹介する動画を製作中。ぜひ見てみてください!」