コロナウイルスの感染が2900円でわかる! 話題のPCR検査を受けてみた
冬を迎え、新型コロナウイルスの感染が再び拡大している。海外ではワクチン接種が始まったとのことだが、日本ではまだ先の話になりそう。 【画像】ニュー新橋ビル1階にあるPCR検査センター そんななか、コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるPCR検査が2900円(税別)で受けられる検査センターが東京・新橋にオープンした。PCR検査は自費で受診するとなると数万円と高額だが、2900円は安い! さっそく受けてみることにした。 幸いなことに高熱や咳など、新型コロナウイルスに感染していると思われる状況はないが、無症状でも感染しているケースはあるらしい。記者には高齢の両親がおり、万が一にでも無症状なままウィルスをうつしてしまったら大変だ。 検査の予約はホームページのみ。個人情報を登録し、希望時間を決める。予約が取れたのは3日後の夜だった。(※現在は年末まで予約がいっぱい) 当日になっても特に準備をするものはない。ただ検査の30分前から飲食や歯磨きは避けるようにとある。 検査センターはサラリーマンの聖地・ニュー新橋ビルの1階という、非常にわかりやすい場所にある。着くと10数名の行列。時間帯によるのかもしれないが、会社帰りであろう人がほとんどだ。せき込んでいる人がいたらどうしようと思ったが、そんなことはなく、体調の悪そうな人はいない。 15分ほど待って建物内へ。係員はマスクにフェイスシールド、さらに雨合羽(あまがっぱ)のような簡易的な防護服を着ている。予約メールを係員に見せ、料金の支払い。現金は使えず、クレジットカードかQR決済のみだ。会計が済むと検査キットを受け取り、唾液を採取するスペースへ。 左右に仕切り壁がある記帳台のようなスペースが5つ、そこで立ったまま唾液を採取する。目の前には採取方法が書かれた紙が貼られ、そこにはレモンと梅干しの写真が! これを見れば唾液が出やすくなるってことか? 指の大きさほどの小さな採取ケースに、唾液をおよそ1.5ミリリットル。しっかりキャップを閉めて、袋に入れて係員に手渡す。受付から5分もかからず終了だ。 検査結果はおよそ24時間後、翌日の夜にメールで届いた。