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中村剛也&栗山巧の仕事ぶりを見よ。西武を牽引する“骨と牙”の19年目。

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 ライオンズの骨と牙・中村剛也と栗山巧が開幕から奮闘している。  開幕戦からスターティングメンバ―として出場した2人だが、栗山は7月7日現在、3割2分というパ・リーグ打率ランキングで10位に入る成績を残し、中村も打率は2割6分5厘ながら、何よりも軽快な守備で幾度もチームのピンチを救っている。  シーズン開幕前に栗山が「僕とおかわり(中村)のようなベテランが自分の仕事をしっかり果たせば、それがいちばんチームのためになる」と語っていた通り、なかなか状態が上向きにならないライオンズ打線の中で、2人が示す存在感は大きい。 【秘蔵写真】初々しい秋山翔吾、少しスリムな山川穂高…あの名選手の球児時代、どれだけ覚えてる?  2人を形容する「骨と牙」という愛称は2017年の球団公式ポスターで起用された『真獅子の、骨と牙。』というキャッチコピーが発端だ。その後もずっと、ファンの間でことあるごとに使用されている。まさにライオンにとっての骨と牙のように、チームになくてはならない存在である2人だが、こと近年に関しては、決して順風満帆なシーズンを送ってきたわけではない。

故障から再び這い上がってきた2人。

 特に中村剛也は2012年、本塁打王を獲得した直後に左膝を手術。翌'13年もその手術の影響で26試合の出場に終わった。その後、2年連続で本塁打王に輝いたが、故障が再発。試合に出場するものの、「痛みが出ないようにと、どこかで膝をかばうスイングになっていた」と、本来の打撃がなかなか戻らず、悔いを残すシーズンが多かった。  しかし'18年にはチームの10年ぶりのリーグ優勝に貢献。'19年には最多打点タイトルも獲得し、チームの連覇に一役買った。  一方の栗山も2017年、右足の故障からレギュラーを外れる試合が増える。しかし、'18年終盤の活躍は、ファンの記憶にもしっかりと刻まれていることだろう。代打からチャンスをつかみ、レギュラーに返り咲いた。

秋山翔吾が語った連覇の要因。

 シンシナティ・レッズに移籍した秋山翔吾が以前、こんなことを語っていた。 「ライオンズが連覇した要因のひとつに、中村さんや栗山さんの存在があったと思いますね。中村さんと栗山さん、スタメンを外れる時期があったじゃないですか。ずっと試合に出続けて、ずっとキャリアを積んできた選手でも、こうして試合に出られなくなることがあり得るんだなと思いましたし、でも中村さんと栗山さんは努力してそのポジションを取り返した。そして、『やはり中村さんと栗山さんはチームに必要だ』と周囲に思わせたことが大きいと僕は思います」  2人の努力する姿、自らの手でレギュラーを取り返す姿が周囲の選手への大きな刺激になったと語る。 「これまでマイナーチェンジはあったかもしれないけれど、中村さんほど実績を残している人がバットを変えるなんて、そんな大きな決断をすることはなかったでしょう。そして、栗山さんがキャンプ中にどれだけバットを振り込んでいたか、みんなが見ている。僕はもちろんですが、2018年の優勝当時、レギュラーをつかみ始めた選手にとって、その姿を見たこともすごく大きかったと思いますよ」(秋山)

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