運転中に猫が飛び込んできた!→急停車で無事を確認→猫、車に乗り「さ、行こう!」 タチの悪い当たり屋との運命の出会いに「ジブリ作品みたい」
「運転中猫が飛び込んできて、ぶつかったと思って慌てて車停めて降りたら元気に駆け寄ってきて、抱きついて頬擦りして離れなくて、挙げ句車に乗り込んで、『さ、行こう!』って顔されて、今うちにいるという、この質の悪すぎる当たり屋どうしてくれよう……(警察には届けたし皮膚病あったから病院も行った)」という、Ermine(@poiyufu)さんのツイートが話題です。 【写真】「甘えん坊の当たり屋」さんは、こんなお顔です 約27万ものいいねがついたツイートの続きによると、Ermineさんは「当たり屋」を保護した後、動物病院を受診し、警察署に届けを提出。さらに、「飼い主が見つからなければうちの子です」と覚悟と責任を表明したErmineさんに、「可愛い当たり屋」との出会いについてお話を聞きました。
当たり屋っぽい話、猫界でマニュアル化されてる?!
今回のリプ欄には、「ジブリ作品みたいな夢を感じる話」と、その運命的な出会いに感動する声と同時に、「この当たり屋っぽい話いろんなとこで聞くんだけど、猫界隈のどっかでマニュアル化されてんの?」「そういう生存戦略?」と、猫の方から人を選んで保護を求めているのでは?という声も多数寄せられました。 さらに、「私も3年半前に当たり屋に目をつけられ家まで連れ帰った口です」「ウチはカチコミタイプでした。職場に殴り込み、(エサ)ねだった後に居座り、やはり病院→警察→保護→ポスター貼り、半年後正式に我が家へ」「まとわりついて、ダメだよと何度説得してもタクシーに一緒に乗り込んで来て、運転手さんも笑い出し、根負けして家まで一緒に帰りました。最期を看取るまで我が家で暮らしました」と、当たり屋たちと出会ったリアルな経験談もリプ欄に殺到しています。
警戒心なく甘えん坊。飼い主さんがいたかも…
Ermineさんによると、動物病院に連れて行くために「洗濯ネット」に入れるときも猫は喉を鳴らして甘えていて、「こんなに警戒心もなく甘えん坊なら、野良では生きていけないだろう。飼い主さんがいたかもしれない…」と感じたそうです。すぐに警察署に拾得物の届けを提出し、「(警察署で)拾得物を自宅で預かりますって署名もしてきたのでうちにいます」「9月までに飼い主さんが見つからなかったら正式にうちの子としてお迎えになるのでご安心ください」とツイート。その猫愛に満ちた責任ある行動に、多くの絶賛の声が寄せられました。 現在、まだ飼い主さんは見つかっていませんが、「少しずつあちこちから連絡が来ているので助かっています」と、Ermineさん。 「ネコネコネットワーク(NNN)の仕業か!」「ニャンターネットで猫好きの家に行くのはよく聞くが、猫好きの車のナンバーまで出回っているのか」と、愉快な声も寄せられた「可愛い当たり屋」。その”運命的な出会いを描いた書き下ろしのイラスト”も提供してくださった、主にHANASU動画やアニメーションを制作するマルチクリエイター/イラストレーターの、Ermineさんにお話を伺いました。 ※保護された猫「おそまつくん」に心当たりがある場合は、Ermineさんのツイッター(@poiyufu)までDMにてご連絡をお願いします。「DMに猫の写真、特徴やお住まいの地域などを明記して連絡をいただけたらお返事しています。また、最寄りの保健所か警察署に連絡を入れていただければ、条件が近ければこちらに連絡がくるはずです」とのことです。