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22年で総走行距離はたったの2万6000km。預かるつもりが譲り受けることに|1988年式 いすゞ アスカ イルムシャー Vol.2

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1988年式 いすゞ アスカ イルムシャー Vol.2 いすゞアスカと聞いてピンとくる人は少ないかもしれない。いすゞが乗用車から撤退する2002年まで、その名前が残っていたにもかかわらずだ……。 当時流行した、純正オプションのイコライザー付きクラリオン製オーディオシステムや、レカロシートなど【写真6枚】 アスカは1983年のデビュー当時、ミドルクラスセダン・フローリアンの後継車種として登場。正式名称は「フローリアンアスカ」で、エンジンは1.8Lガソリンと2Lガソリン、ガソリンターボ、ディーゼルの4種類だったがすぐにディーゼルターボが追加された。イルムシャーは2Lガソリンターボをベースに造られた。 今回の撮影車両は1988年式の初代「アスカ イルムシャー」という非常に希少なクルマ。その貴重なクルマに長く乗っていたのは、あるオーナーだった。 そのオーナーがアスカを手放すという話を聞いた村上さんは、とりあえず、自分の手元で預かることを決めた。 2010年に譲り受けた時、総走行距離はたったの2万6000km。1988年から22年が経過していたにもかかわらず、走りこまれることなく、ボディコンディションはよかった。駆動系も大きな修理を要することなく、今では普段乗りとして活躍している。室内の天井が剥がれ落ちていたが、ハンドタッカーの仮留めで、急場をしのいだ。 最初は預かるつもりだったが、徐々に愛着が湧いてきてしまったという。 「アスカを眺めていると、直線的なボディラインが、基本に忠実なスタイリングだったんだと感心します。その端正な姿が好きです」と村上さん。 独特の配置によるメンテナンスのしづらさに困っているというが、アスカ イルムシャーへたゆまない愛情を注ぐ。「クルマは走らせてこそベストコンディションを保てる」と、イルムシャーらしさを存分に楽しんでいる。 最高出力150ps、最大トルク23.0kg-mを発生する2.0L 4気筒ターボエンジンを搭載したイルムシャー。同時期のジェミニイルムシャーは1.5Lインタークーラーターボエンジンを搭載していたが、アスカの2.0Lターボエンジンにはインタークーラーが付いていなかった。 イルムシャーがアスカに対して行ったチューニングのハイライトは主にサスペンションにあった。スポーティーであり、しなやかに走るという洗練されたテイスト。ガチガチの走りに振ったチューニングや、フワフワな乗り心地だったりと、極端な性格のクルマが多かったマーケットにおいて、その味付けは新鮮であった。

Nosweb 編集部

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