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女性をトランクに監禁…53歳男「タクシー強盗犯」の残忍手口

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「マスクを外せって言われて、粘着テープ付けられて縛られて……。どこか連れていかれて殺されるのかなって……。本当に死ぬかと思いました」 【画像】レイプ犯はその日のうちに始末される アメリカ極悪刑務所「刺青服役囚との内部写真」 トランクに押し込められた女性タクシードライバーは、テレビ局などの取材にこう振り返った。手足の自由を奪われたうえ、暗闇に押し込められどこかへ連れ去られていく……。その恐怖はいかばかりだっただろう。 9月8日に東京・府中市で、男が女性タクシードライバーを刃物で脅し手足を縛りトランクに閉じ込めた事件。警視庁は、無職の小椋一正容疑者(53)を強盗・監禁の容疑で逮捕した。 「小椋容疑者は客を装って人気のない場所に停めさせ、犯行におよんだようです。その後、被害者をトランクに閉じ込めたまま車を20分ほど運転して逃走しました。防犯カメラの映像から小椋容疑者が浮上。調べに対して容疑者は『ギャンブルや仕事をやめたことでカネがなく、生活に困っていた』と供述し、容疑を認めています。 都内では9月4日にも、江東区でタクシー運転手が刃物で脅されて車を奪われる事件がありました。こちらにもドライブレコーダーに小椋容疑者らしき人物が映っており、本人も関与をほのめかしています」(全国紙社会部記者) ◆気温34度でトランクに監禁 車が人気のない場所にさしかかった時、それまで大人しかった小椋容疑者は突如、態度を豹変させたという。 「カネを出せ! エンジンを切れ! ライトを消せ!」 被害者の女性ドライバーは、報道陣にこう語っている。 「ナイフをおなかにあてられて、トランクに入れられて、ガムテープ着けられて、下向きにされて縛られて……」 その後、容疑者は女性をトランクに押し込めたまま、20分ほどハンドルを握って走行し、現金3万7千円を奪って逃げた。 事件当日の都内の最高気温は34.2度。狭くて通気性の悪いトランクルームは、長時間閉じこめられると命の危険さえ感じる状況だ。 「すごい暑かった。汗がすごくて。手も震えてて怖かったです」(被害女性) 被害女性は小椋容疑者に気づかれないよう、隠し持っていたスマホで家族に「トランクの中」「強盗」「死ぬかも」とLINEを送った。そして、それに気づいた家族が警察に通報、無事に救出されたという。 「サイレンが聞こえてきて、(警察の)声が聞こえて来たときに初めて涙が出て…本当にたすかったんだなあって…」(被害女性) 今回は奇跡的に被害者は無事に救出されたが、タクシー強盗で過去に被害者が命を落としてしまったケースも少なくない。強盗の他に、不当な言いがかりをつけてくる客、事故など、タクシードライバーをとりまく危険は多い。さらにコロナ不況で乗客3割減と言われ、業界には厳しい向かい風が吹いている。 漫談家でタクシー評論家でもある青空遊歩氏は、この状況について次のように語る。 「タクシードライバーは、昭和の昔から危険な仕事だと言われてきました。業界内での言葉に次のようなものがあります。『タクシーの運転手とはタコ部屋の女郎に似たり。危ない客でも乗せにゃあならぬ』。それでも近年は各社それぞれの防犯装置や防犯ガラス、車載レコーダーがほとんどの車に導入されて以降、かなり減りました。防犯のシステムはそれなりに効果をあげているのです。 バブルの頃なら車内に5~10万円ぐらいはありましたが、最近はキャッシュレス化などもあって2~3万円ほどしか置いていません。タクシー強盗というのはきわめて割りが悪い犯罪なんです。それでも1万円が欲しい連中は、防犯システムのがあるのがわかっていても犯行に及ぶんです」 タクシードライバーと客は限られた時間、外部と遮断された空間に置かれる。防犯システムが発達したとはいえ、ドライバーは常に犯罪の危険にさらされていることを意識すべきかもしれない。

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