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【巨人】菅野智之、11連勝で82年前のスタルヒンに並びM点灯!大城と支え合い無敗

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スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 巨人6―3阪神(15日・東京ドーム)  巨人がついに、優勝マジック「38」をともした。72試合目でのマジック点灯は、現行のマジックナンバーが定着した1970年以降ではセ・リーグ最速。6回7安打3失点の菅野が、開幕投手では38年春のスタルヒンに並ぶ球団最多の開幕11連勝を達成した。チームは引き分けを挟み今季最長の8連勝とし、2位・阪神に10・5ゲーム差。セ界のゴールが見えてきた。  女房役の殊勲打に、ベンチ前で次の回に備えてキャッチボールをしていた菅野はガッツポーズした。同点の6回1死満塁、大城が右前に勝ち越し2点適時打。7回から救援陣にバトンを渡した。チームは70年以降リーグ最速72試合目で優勝マジック「38」が点灯。巨人の開幕投手では38年春のスタルヒンに並ぶ球団最長タイの開幕11連勝で、82年ぶりに大記録の扉を開けた。  「まさか自分がそこに並べるとは思っていなかったです。他の記録はおそらく抜くことができないような記録ばかりなので、こうやってスポットライトが当たることに対して、スタルヒンさんも喜んでくれているのかなと思います」  初回に2安打で1点先取され、3回と5回は近本に2打席連続ソロを浴びた。それでも、4回2死満塁で木浪を「ターニングポイントでした」とこの日最速151キロ直球で空振り三振。5回2死二塁ではサンズをスライダーで空振り三振。本調子でなくても要所を抑え6回100球、7安打3失点で粘った。  小林の骨折離脱があり、開幕2登板目から大城とバッテリーを組む。試合のたびに連係は強化され、互いに成長。エースもそれを実感した瞬間があった。7回2失点で勝った8月25日ヤクルト戦(神宮)。7回2死、フルカウントからエスコバー見逃し三振の球は、意表を突く内角ボールゾーンから曲がって入るスライダー。この試合初めての「インスラ」だった。  「(大城のサインの出し方が)自信ありそうな感じだった。大城といろいろ話す中で、右打者の時にインコースのスライダーも使えるよという話をずっとしていた。僕の意見もしっかり頭に入ってるんだなと、あの時に感じました」  菅野の力投もあり火曜日は開幕11連勝。2位・阪神と10・5差でリーグ連覇へ独走状態だ。それでも、原監督は点灯したマジック「38」に「マジックというのは5くらいでちょっと意識するぐらい。まさにマジックですから」と意識しないと強調した。  試合後のヒーローインタビューに大城と一緒に登場した菅野は「リードはあんまりだったんですけど、バッティングで取り返してくれたと思います」と笑ったが、東海大相模高、東海大の後輩捕手と支え合って快挙を達成した。  スタルヒンという伝説の偉人に肩を並べ、次なる記録は開幕投手からの連勝プロ野球記録、04年岩隈の開幕12連勝。球団最長の66年堀内恒夫、開幕13連勝も視野に入る。「チームに感謝したいです」と話す大エースの球史を掘り起こしていく旅には、まだまだ続きがある。(片岡 優帆)

報知新聞社

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