大阪・松井知事が定例会見1月9日(全文1)まずは特別区案をしっかり固める
総合区の前に都構想案をまとめる考えか
朝日新聞:すいません、朝日新聞の【イケジリ 00:22:15】です。ちょっと先ほどの話の確認で、公明党は総合区の議論を望んでいるようなんですけれども、知事としては総合区の議論もしてもいいけれども、その前にまず都構想案をまとめた上で総合区の議論をそのあとするっていうような考えなんでしょうか。 松井:もちろんそうですよ、ええ。そういう、公明党さんにはそれをずっと伝えてきました。だって総合区、可決成立してから特別区を住民投票っていうのは、これ、順序が逆になりますから。だからまずは特別区案をしっかり固めていただくと。総合区案は、公明党さんが理想とするものに、われわれは賛成すると言ってるんだから。だから、公明党さんにとって、われわれは約束は破りませんから、公明党さんが総合区を不安に思う理由は何もないと思います。 朝日新聞:あと、府本部の佐藤さんが、維新側から要請があれば協議も拒否するものではないと。協議をするのもいいと言ってるんですけど。 松井:ぜひ佐藤さんに言っといてください。僕が求めてるのは約束を守ってもらうだけです。協議って、まずはきちっとした約束があったかどうかを佐藤さんがはっきり確認していただいて、あったんであれば、この約束をどこを変えるのか。それはいつも言うように、相手にボールは持ってるわけだから、ないボールをこちらから投げ返せません。もう約束守ってほしいと、これだけ伝えておいてもらいたいと思います。 朝日新聞:あと23日と29日っていう日程を出されましたけれども、知事はずっと約束が果たされなければありとあらゆる手段ということをおっしゃってるんですけれども、そこはこの23日、29っていう日程の進行の中身を見て、そこは判断するということですか。 松井:いや、もうだから議会がリセットされる前に、協議書が取りまとめれるかどうかですよ。リセットされることを分かった上で協議書を取りまとめないために時間稼ぎするのは、これは政治家として、もう本当に、職務、職責放棄じゃないですか。だから、今、現任期の皆さん、これ4月まで任期あるわけだから、自分たちの任期中に、責任ある議員であるうちに、法定協議書を取りまとめてもらいたい、こう思ってます。 朝日新聞:分かりました、ありがとうございます。 司会:ほかにご質問ございますでしょうか。