大阪・松井知事が定例会見1月9日(全文1)まずは特別区案をしっかり固める
法定協の11日開催への受け止めは?
共同通信:共同通信の【オンダ 00:10:00】といいます。法定協の開催が11日の午後ということで決まりまして、当初、午前中から6時間コースということでやる予定だったんですけれど、大都市・税財政を入れることで午後からということになったんですけれども、まず11日に開けるということで、受け止め、まずよろしくお願いします。 松井:これ当初、午前中からって、当初は彼らは反対やったわけでしょ。11日を開催させないようにしようと。その理屈は、要は【財特委員会 00:10:32】、大阪府のあれ、大都市・税財政委員会か。が、開かれないとかいうのを理屈にしてた。こんな短期間でそういう日程がつくれないということを理屈にしてて。だから、やれるじゃないですかっていう話ですよ。結局、心の、もう本音の部分では、時間切れ、廃案に持ち込もうということで、要は引き延ばし作戦をやってたということが、またこれで、もうはっきりしたということだと思います。だから11日、開催されることは、われわれはもうウエルカム。だって、それが、僕は今の議会のメンバーの議員の皆さんの責務だと思ってるから。要は、議員、選挙で一度リセットされるわけですから、議員は、それぞれ身分を。だから法定協議会を設置をした。で、法定協議会の目的は、法定協議書を、これを完成させること。その完成させることまでが今の議員たちが決めたわけです。今の議席を持たれている市会議員、府議会議員が。その人たちが自分の任期の間にこれを仕上げるのは、彼らの、もう要は責務だと思うね。それが彼らの与えられた責任なんで。だから、無理やりでもなんでも、11日に開催できるっていうことは、これはもう大歓迎。 だから、今、11日、それから僕としては11日、23日、29日と、こういう日程を、今、お願いしてますので、これは夜でも結構ですからね、11、23、29と、こういう日程の中で、協議書の具体的な議論をして、今の議員の皆さんの責任において協議書を取りまとめてもらいたいと、こう思っています。 共同通信:今のお話ですと、大都市・税財政、これまでの慣例で【法定協のあとは 00:12:46】大都市・税財政、そして法定協という順番でやってきたっていうものを、大都市・税財政、今回求めたっていうのはある程度、抵抗として知事としては捉えられているんでしょうか。 松井:いや、これできるじゃないですか、だから。ね。大都市・税財政は大阪市議会が同意すれば、過半数の合意があればやれるわけでしょ。で、もう僕は何度も言ってるように、大都市・税財政と法定協は、これは別のもんです。ええ。別のもの。だから法定協議会は法に定めて協議書を取りまとめる責任があるんだから、これは今の任期の間にきちっと仕上げてもらうと。で、どうしても市会議員の皆さんが大都市・税財政をその間に挟みたいと、入れ込みたいということであれば、市議会において合意を形成して開催すればいいだけだと、こう思ってます。だから大都市・税財政が開かれないから法定協できないなんていう、その理由そのものが、僕はおかしいと思ってます。 共同通信:今、23日と29日っていう日程を、今、知事から提示されましたけれども、これが1月中の2回、で、また2月にもう1回やって、もう取りまとめには入れるという認識なんでしょうか。 松井:23日できれば、知事、市長案の4区案の各区名、これについて了承を得たい。それから同時に、23日そういう時間的十分な余裕があれば、議員の提出、で、議員の身分保障、こういうものも各会派の意見を聞いて決定していけばいいと。だいたいそこまで決まってくれば、23、29、その次辺りで法定協議書の取りまとめは、これは完了すると思います。 共同通信:今日、午前中、公明党の新春年賀会がありまして、その中で総合区の議論も今後していきたいという意向が佐藤代表からは示されているんですけれども、総合区の議論について入れ込むとすると、もう1回、2回、必要になるのかなと思うんですけど、その辺どうでしょうか。 松井:総合区については、われわれは公明党さんが提案している8区、合区を含んだ8区、これは吉村市長が公明党さんの意見を聞いて合区の案を示しながら作ったわけですから、われわれはもう賛成をいたします。われわれ、その前に住民の皆さんに特別区の是非を判断していただきたいと申し上げてるだけなんで。総合区については公明党さんと、これまでも公明党さんから総合区に賛成してほしいという、そういう申し入れ、いただいてますから、われわれは特別区が否定されれば総合区についてはよりベターだということで、公明党さん案に賛同したい、こういう意思表示はもうこれまでもしてきてますから。うん。だからそれこそ、総合区案については、これは公明党さん主導で、法定協でそのことを取り上げられるんも、これは否定はしませんがね。総合区案が、議論がちょっと、要は不十分だからといって、法定協議会での特別区案を引き延ばすことはやめてもらいたいと、こう思ってます。 共同通信:総合区案の議論と特別区案の議論っていうのは別として考えるということでしょうか。 松井:中身が違いますもん、総合区と特別区は。 共同通信:先に特別区の話をまとめてしまって、そのあと公明党さんと、ある程度、総合区の話をしながら、それについては賛成をするということ? 松井:そうですよ。これまでも公明党さんには総合区をわれわれは賛成しますんで、特別区に対する住民の賛否は、これ住民投票をやらせてほしいということを、これまでも何度も申し上げてきました。 共同通信:ありがとうございます。