大阪・松井知事が定例会見1月9日(全文1)まずは特別区案をしっかり固める
日本財団への訪問で何を話したのか
毎日新聞:幹事社の毎日新聞の【オカダ 00:04:52】です。すいません、1点目なんですけど、風疹の臨時検査についてお伺いします。臨時検査、今年度、二度目とのことなんですけれども、今回、2回目の検査をあえて設ける理由と、あと現状について、少し教えていただければと思います。 松井:これは昨年、2018年1年間の風疹の患者数の報告数が、府内で110名となっております。これは前年の11倍であり、依然として流行していると。このような中で府民のニーズに応えるために、第2弾の臨時抗体検査を行うこととしたということです。 毎日新聞:それともう1点、万博についてお伺いします。昨日、公益財団法人の日本財団のほうを訪問されたと思うんですが、万博誘致に関する内容だということで出ているんですけれども、どのようなお話をされて、また今後、万博協会、新組織も誕生すると思いますけれども、協力や期待すること、どのようなことを取り入れていきたいとかあれば。 松井:日本財団さんには、これ、万博誘致に当たって、日本財団さんの持つ世界とのつながり、こういうものを活用をいただきまして、非常に誘致推進にご協力をいただきました。そのことを笹川会長にお礼を申し上げたということであります。 新しい協会については、国、自治体、経済界、それぞれの長所、これを生かしながら、特に若い世代や意欲ある中小企業など、府民の発想、アイデアを広く取り込んで、スピーディーに実行できる、そういう体制を築いていきたい、こう思ってます。 毎日新聞:幹事社からは以上です、ありがとうございました。 司会:それではご質問を続けてお受けいたします。質問よろしいでしょうか。
70年万博基金の活用に向けた動きはあるのか
日本経済新聞:すいません、日経新聞の【ホリコシ 00:06:49】です。万博の絡みなんですが、以前、知事、70年の万博基金の活用をしたらいいんじゃないかというお話し、してましたけれども、ちょっと、あらためてお考えと、それに向けての何か動きといいますか、話し合いとか、なんかそれ以降なさってるのかどうかっていうのを、ちょっと教えてください。 松井:年明け、経済界の皆さんと、ちょっとじっくりと、いろんな話をする機会がありました。各大阪経済界の代表の皆さんとね。その皆さんとの話の中でも、これ、70年の万博、それから花博、そこで生み出した資金を、これを2025年に活用することについては、どなたもそれは考え方として賛成をするというようなことでした。要は、今度2025年の万博で、またしっかり稼いで、将来世代に、その生み出したお金を、将来世代に送ってあげたいわけなので、だから今、1970年の万博、それから花博で、その資金、置いといても、これは要はその資金を管理する団体の運営費だけの話なんでね。じゃなくて、やっぱり2025年に、過去のそういう資金を投資してもらって、しっかりといい万博を、圧倒的な、世界が驚く万博を実行して、そこで出てきたプラスアルファ、利益、これをまた次の世代に送っていくという、ごくごく、僕は普通の話だと思っていますので、で、経済界の皆さんもそれは了解いただいているので、その方向で国、それから経済界、そして今、資金をお預かりいただいている、それぞれの団体と、協議を進めていきたいと思っています。 日本経済新聞:残高が190億ぐらいあったと思うんですけども、そのうちのどれぐらいをとかっていうイメージっていうのはありますか。 松井:いや、だから、各団体の維持管理費、これはやっぱり多少、必要になると思います。だからそこは排除した上で、それ以外の資金を投資してもらうと、こう思っています。 司会:よろしいでしょうか。それでは次のご質問をお受けいたします。