大阪府・吉村知事が定例会見5月19日(全文4)国の予約システム不備批判しすぎ
神戸市のアリーナ計画と共存できるか
産経新聞:じゃあすいません、最後に。それともう1つ、神戸市で先ほどワールド記念ホールが例で出ていたんですけども、2024年に神戸市が元町ですかね、に1万人収容のアリーナをつくるっていう話がもうこれすでに挙がっている話で、もう発表もされているんですけども、この辺り競合と捉えるのか、それとも共存できると捉えているのかっていうのがちょっと気になるんですけども。 吉村:これは共存できるというふうに思っています。われわれ先ほど申し上げた、民間主導で開発して運営していくという形になります。AEGという世界的な運営事業者ですから、箱をつくるだけではなくて、中の、いわゆる運営、ここも非常に重要になってきます。先ほど申し上げた実績で言ってもローリング・ストーンズであったりセリーヌ・ディオンであったりテイラー・スウィフトであったり、そういった歌手の方であったり、NBAであったり。NBAを所有していますから、プロバスケチームも。サッカーチームとかもいろいろ所有されていると思うんですけど。それで世界的な劇場も所有されて、実際、運営の実績がありますので、そこはすみ分けができるんじゃないかなというふうに思っています。 司会:次の方、挙手、願います。では。
大阪・関西万博で感じている課題は
日刊工業新聞:日刊工業新聞の【ヒロセ 01:17:57】です。ちょっと大阪・関西万博のことについてお聞きしたいんですが、2025年と先とはいえ、今のコロナの状況まだまだ見通せない感じなんですけど、最近ちょっと交通アクセス面等でもメトロの沿線の件で、またインフラ整備増の問題等も出てきましたが、あらためて準備状況も踏まえて、コロナを受けて知事が感じておられる課題等あれば教えていただきたいんですが。 吉村:まずいろんな、インフラも含めて、この準備、これについては着実に進めていきたいと思っていますし、現実に事務方を含め着実に進めていっているというのが現状だと思っています。誘致活動については、ここは本来であれば、今年であれば誘致活動は世界に対していろんなところに発信してやっていくところが、なかなか十分ではない中で、ただ、井上万博担当大臣もものすごくここは誘致に積極的に、今できる範囲の中で参加国に対しての呼び掛け等もされています。 大阪万博の前にドバイの博覧会があるわけですけど、ドバイの博覧会については予定どおりやるということで、ドバイでは準備もして、そしてまさに開始をするということが今年、プレオープンはもう済みで、今年の秋かな、にはもう開始をするということも進めておられます。世界においてはコロナは当然あるわけですけども、アメリカやイギリス、一定ワクチンが行き渡ってきたところは社会活動も戻りつつあるという中で、日本はどうしてもまだワクチンが行き届いてないのでなかなか難しい対策の中で進めていますけれども、ただ、こうやって高齢者のワクチンも進み始めて、国においても日本国民のワクチンについては秋、数については供給量は十分確保したということも発表もされていますし、今まさにこれから大きく状況は変わっていくのではないかというふうに思っています。 その中でドバイの博覧会における大阪の準備か、事業者も決定したというふうにも聞いています。ドバイ万博における大阪のPRイベント実施に関する運営業務をするという事業者も決定したというふうにも聞いていますから、ここは着実に進んでいるところだというふうに思っています。 あとは、もちろんこのコロナがどうなるか分からない、今もパンデミックの状況ですので、そういう影響は当然あるわけですけれども、着実に、2025年ですから着実に進めていきたいと思っています。 司会:次の方、お願いします。じゃあすいません、左側、はい。正面。ABCさん。