大阪府・吉村知事が定例会見5月19日(全文4)国の予約システム不備批判しすぎ
大阪府の吉村洋文知事は19日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「若い世代の重症化・死亡例が増えている」大阪府・吉村知事(2021年5月19日)」に対応しております。 【動画】「若い世代の重症化・死亡例が増えている」大阪府・吉村知事(2021年5月19日) ◇ ◇
設置によって7月末までの終了目指すのか
産経新聞:実際これ、設置することによって全市町村への接種可能になるかというか、していきたいとか、目指す部分も含めてちょっと伺いたいんですけれども。 吉村:ええ。それはもうぜひ、これは国の大きな目標でもありますし、7月末まで、非常に高い目標だと思います。特に大阪は人口も多いですから、特に大阪市なんかものすごく人口も多い。なので、高齢者人口230万人を7月末までに、特に希望する方。全員というか希望する方全員に完了するというのは非常に高い目標ですけれども、その目標をどうやったらできるのか。できない理由ではなくて、できる理由を考えて、1つ1つ実行していきたいと思います。そのうちの1つが今回の大規模接種センターでもあると思っています。やはり府民の皆さんの命を守るという観点からも、医療もこうやってもう極めて厳しい状況になっていますけど、そういった状態にならないようにするためにも、社会経済もものすごく強烈に負担をかけて、お願いをしているわけです。そういったことをしなくてもいいような大阪を取り戻すためにも、やはりワクチンというのが最も重要になってくると思うので、その場を広げていきたいと思います。
高齢者にいかに早くワクチンを届けるか
お亡くなりになられた方のグラフを見せてもらってもいいですかね。年代グラフ。これ見ると、死亡者で見ると若い世代に移りつつありますけど、ここのグラフでいくと70代以上、ここからここまで全部、高齢者なんです、お亡くなり、これ第4波です。第3波で言うともっとです。ここからここですから、もうほぼ90%、高齢者なんです、第3波。第4波においてもほぼ90%近く、80から90%近くはもう高齢者。60代がちょっと半分になってないから分からないんですけど、65以上でいくと8割から9割ぐらいが高齢者の方です、お亡くなりになっているのは。そしてもちろんこれ、多くは病院で治療を受けているわけですから、高齢者の方が重症化しない、命を守るということができれば、コロナとの戦い方というのはずいぶん変わってくるだろうというふうに思っています。 ただ、どうしても重症を見ると変異株が若い人が多いので、50代以上でこれだけあるんですね。日々の重症者のリストというか年代も毎日公表して、ホームページでアップしていますけれども、皆さんもそれ見られているから分かると思うんですが、僕も当然、把握はしていますが、50代、40代がもう結構多いんです、60代。なので重症化を防ぐっていう意味では、ちょっと状況は変わりつつありますけど、いずれにしてもお亡くなりになる方を防ぐという意味では、重症化もやっぱり65歳以上が当然、半分以上になっていますから、やはりコロナとの戦いにおいては、高齢者の方にいかに早くワクチンを届けるかというのが非常に重要になってくると思うので、そこは高い目標を維持しながら実現できるように頑張っていきたいと思います。 産経新聞:具体的にその4市町村、4自治体ですが現状難しいというところに、例えば難しいんであれば、そこに行ってもらうように呼び掛けるようなこととかって考えてらっしゃったりしますか。 吉村:そこまでは考えてないですね。そこは公表しないということなんですかね。今もこれ市町村が主体な事業ですから、市町村の側においては、ちょっとこれは公表は控えてもらいたいという話にはなっているので、市町村名については公表はしないところですけれども。なので公表しない中で僕が、この4市町については高齢者の方どうぞというのはやっぱりちょっと市町村の支援という意味からは違うのかなとは思っています。