更年期世代のモヤモヤ解消【気分がスッキリしない、やる気が出ない】 どこでも簡単「胸を開くポーズ」
蒸し暑い日が続き、体調がすぐれない人も多いと思います。同様に気持ちもふさぎがちで元気が出ない、という人もいるのでないでしょうか。そんな時に気持ちを前向きに高めてくれる「胸を開いて呼吸を整える」ヨガのポーズをご紹介します。 ◆動画で詳しいやり方を見る(所要時間:3分)更年期世代のモヤモヤ解消「胸を開くポーズ」 ■気持ちが下向きのときはどんな姿勢? 想像してみてください。スッキリしない、やる気が出ないとき、肩がすくんで胸が縮こまっていませんか? 反対にやる気があるとき、前向きなときはどうでしょう。胸が開いて表情も明るく柔らかくなっているかと思います。 ■■落ち込んでいるときは背中が丸まりやすい モヤモヤして落ち込んでいる時は、肩が前に入り背中が丸まった姿勢になってることが多いです。背中が丸まっていると、胸がつまりやすくなり心も窮屈になります。心が窮屈の状態になれば柔軟な考えもできなくなり、視野が狭まりモヤモヤが生まれるのです。また胸が詰まっていると呼吸も浅く短くなりがち。血液循環が悪くなり脳内にも酸素が上手く行き渡らないため、イライラしたり、ネガティブになりやすく、表情も硬く暗くなってしまいます。 ■胸を開くだけで嬉しい効果たくさん ■■気持ちが上向いてポジティブになる 胸を開くと呼吸が深まります。呼吸が深まることで血液循環が良くなり体の隅々まで酸素がしっかり行き届くので、自然と表情も明るく柔らかくなり、思考も柔軟にポジティブになります。また、胸の呼吸は交感神経を優位にさせるので、活動的になり、やる気アップにつながります。 ■■姿勢の改善、バストアップ効果 肩が前に入り背中が丸まっていると、胸の筋肉は硬くなってしまいます。胸を開くことで胸周りの筋肉が柔らかくなり、背骨も矯正され、美しい姿勢に慣れます。またバストの位置も自然と上がるので、バストアップ効果も期待できます。 ■座ったままどこでもできる「胸を開くポーズ」 ■■やり方 ①楽な姿勢で座り、両手を頭の後ろで組みます。ひじはできるだけ外に開きましょう。 ②頭の重さを両手にゆだねて胸を開き、3~5呼吸繰り返します ③息を吐きながら体を左に倒して3~5呼吸します。目線は右上に向けましょう。 ④右側にも体を倒して同様に呼吸をしましょう。 ライター/中村優希(ヨガ講師)
中村優希