【京都名物】一度は味わって欲しい600円の絶品弁当。行列店『柴半』の“だし巻弁当”
●京都の名物、だし巻きの専門店『柴半』で手に入れたい格別なお弁当。
京都を訪れた際に食べたい人気メニューのひとつが、お出汁たっぷりの厚焼き玉子、京風だし巻き。 タルタルをたっぷりつけたエビフライの画像を見る そんな京風だし巻きをお弁当として食べられると、地元の人にも人気の行列店『柴半』へ出かけてみました。
地域密着のだし巻き専門店『柴半』
お店があるのは世界遺産でもある二条城の少し北、堀川丸太町の交差点から少し西の場所。電車の駅から少し歩くので、アクセスにはバスも便利です。 京都市バスの智恵光院前停留所で下車すると、目の前にお店を発見。街に根付いた地域密着という雰囲気となっています。
お店の暖簾をくぐるとすぐ、商品カウンターがあります。商品ケースには立派な出汁巻き玉子が販売されていて、その価は450円。観光地で見かけるお店の相場はもっと高いので、かなりリーズナブルな値段といえます。
え? お弁当はプラス150円なんですか?
こちらのお店を語る上で欠かせないのがお弁当。『柴半』では、だし巻き玉子の魅力を知ってもらいたいという思いから、お昼だけの数量限定でだし巻き玉子の日替わり弁当を販売しています。 そのお弁当は、だし巻き玉子がおかずとして入っているというレベルではなく、だし巻き玉子がドーンと丸々1本、付いています。 さらに驚きなのが価格。450円のだし巻き玉子がそのまま入っているということなので、お弁当全体の価格としては800円や1000円くらいするのかと思いきや、お弁当の価格はなんと600円。つまり差額は150円!この値段感覚は正直、初めての体験とでした。
柴半のお弁当を無事に手に入れ、お店のすぐ南側にある心地いい「二条公園」で味わっていきましょう。
このお弁当、食べ方は自由ですが、ご飯の上にドーンと乗せて食べたくなりますよね。
だし巻き玉子はしっとりとダシのあふれるジューシーさ。まさに京都で食べたい玉子焼きの味です。 ボリュームとクオリティーと価格、どこをとっても想像以上に素晴らしい。それがカットもされずにそのまま入っているとなると、話題になるのもうなずけます。 もう一つのおかずには、立派なエビフライが2本も入っていました。バリッとした衣に具沢山なタルタルソースがたっぷりかかっています。これが、だし巻きに負けない存在感とおいしさ。 ご飯もたっぷり入っていて気が付くとお腹いっぱい。コスパ優秀なお弁当ですが、その価格を考えなくても大満足。家の近所にあるとヘビーローテーション確実となりそうです。 『柴半』からは京都御所も二条城も近いので、京都旅行で地域に密着したランチを食べたいという方にもオススメのお店となっています。
●SHOP DATA 柴半(しばはん) 住:京都府京都市上京区日暮通丸太町上る西入西院町746-49 TEL:075-822-5562 営:10:00~19:00(弁当は11:00~13:30) 休:日曜 ●著者プロフィール けいたろう 旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。
撮影・文◎けいたろう