いくつになっても、友達ってむずかしい…。益田ミリさん描きおろしの新刊『ミウラさんの友達』に共感!
漫画デビュー20周年記念作品!大人女性にファン多数の益田ミリさんの最新作『ミウラさんの友達』がマガジンハウスより発売になりました。 [写真]『ミウラさんの友達』(マガジンハウス刊) 主人公ミウラさんがルームシェアをはじめた「トモダチ」は、なんと……?!。ちょっと不思議な日常のなかに描かれる、柔らかで温かな世界。読めばきっと、疲れた心がほぐれるそんな作品です。
くすっとしたり、ほのぼのしたり、ときに考え込んだり…。女性の日常のなかにひそむさまざまな感情や情景を、ゆるやかな絵でていねいに表現する益田ミリさんの漫画。淡々としたなかに、ものすごい真理がさらっと散りばめられているのが魅力です。 登場する主人公の女性の多くは、人間関係や仕事、これからの生き方について小さなもやもやを抱えていて、私たちと同じようにうんうんと悩む姿に大きな共感を得ています。 さて、そんな益田ミリさんの待望の新作『ミウラさんの友達』がマガジンハウスより発売となりました。友達との関係に悩んでいるミウラさんがひょんなことから一緒に住むことになった『トモダチ』は……。 「友達ってむずかしい」と、マチュア世代になってもモヤモヤし続ける私(ティーンのころは、大人になったらもっと楽になると信じていた!)が、グッときた箇所を下記にてご紹介します!
「あれ?」とちょっとした違和感を覚えながらコマは進み、交差する時系列で解き明かされるストーリーはミステリー仕立て。じんわりしつつ、最後の「伏線回収」の鮮やかさに、筆者は「おお!」と思わず声を上げてしまいました。何度読んでも新しい発見があるそんな内容。一見ゆるやかな漫画に思いがけず泣かされてしまう、とにかく素敵な一冊を、おすすめいたします!
\絶賛発売中/ミウラさんの友達
長く続いた友達関係のその後に悩むミウラさんのもとへやってきた『トモダチ』とは……。益田ミリさん漫画デビュー20年に描いたのは、日常とファンタジーが自然にとけあう温かな世界。人間関係に悩むすべての人に優しく寄り添ってくれます。 『ミウラさんの友達』(マガジンハウス) 文/鈴木麻子