大阪府・吉村知事が定例会見1月19日(全文3)犠牲の下に成り立つ要請、簡単にやるもんではない
状況の見極めはいつごろまでに?
それが人数制限とかキャパシティーコントロールというのの1つの考え方だし、それ以外の解があるんであれば、ぜひそれをやってもらいたいと思いますが。単に飲食店だけの時短というのが本当に適切なのかということは、何も疑問ないかのように今進められているんですけど、ここは、本来はやっぱり私権制限も伴うものですから疑問を持って考えないと、株の性質が大きく変わっているので、株の性質がほぼ一緒だったらまだ分かるんですけど、大きく変わっている中の対策として適切かどうか、これはぜひ、本当は対処方針ですから国において議論してもらいたい。その先に、本来であれば、まん延防止措置の要請であったり適用があるのが筋だと思っています。でも、それがないけど感染が増えているので、われわれとしてはそれしか今ないから、もう数がこれだけ増えて基準に達しそうだったら、今の状態でもやっぱりそこはもう、まん延防止を要請するんですが、そういった問題意識を持っているということです。 毎日新聞:ありがとうございます。3府県で足並みをそろえて、もう1つ決めたのは要請、国への要望を届けるということだったと思うんですけれども、重症について状況を見極めなければならないというようなお話が先日来あったかと思うんですが、この辺り、その状況を見極めるというのはいつごろまでっていうようなめどを考えておられるのかということと、それと3府県で要望を持っていくというのは、いつごろをイメージされているのか教えてください。 吉村:3府県で要望を持っていく、持っていくというか、国まで持っていくかどうかというのは、国に提出、物理的に東京に持っていくことにはならないと思いますけど、3府県知事として要請するのは、もう今週の金曜日までにやりたいと思っています。また、まん延防止を要請するときと同時か、あるいはそれより前に要請をしたい、そう思っています。というのは、そのまん延防止が、要請すればおそらく今の国のやり方が適用になると思うので、適用になったらどういう措置をするのかというところが定まってきますから。これは基本的対処方針に基づいてやるということになりますので、まん延防止を要請するときか、それより前に要望はするべきだと思っています。今週の金曜日までには、要望はしたいと思っています。 毎日新聞:ありがとうございます。 司会:次の方。手をあげてください。NHKさん。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見1月19日 全文4に続く