モー娘。・石田亜佑美、青のドレス姿で卒業「好きになってくれて本当にありがとう」13年のアイドル生活に区切り
「モーニング娘。’24」が6日、横浜アリーナで秋ツアーの最終公演を迎え、石田亜佑美がこの日をもってグループを卒業した。 2011年に10期生として加入して以降、グループを支え続けた石田の集大成。自身最後の参加曲となった「最KIYOU」「なんだかセンチメンタルな時の歌」などメドレー含む全32曲をパフォーマンスした。 加入当初からの日々を振り返り「『ダンスは誰にも負けません』と言っていたのに、自分のダンスに自信が持てない、迷いがあったときもありました」と告白。それでも、圧巻のダンスでファンを魅了し続け「今、私に見えている景色は一生自慢できるくらいきれいです」と声を弾ませた。 加入した11年には東日本大震災が発生。地元・宮城でも大きな被害を受けた。現メンバーで唯一となる東北出身メンバーとしての思いも届け「この13年で出会った多くの方、私が見てきた東北は、いつも力強く前を向いていてかっこよかったです」と涙目。「悲しいことがあった事実は消えないけれど、東北にも今があることを知ってほしくて発信してきた。私のファンの皆さんが宮城の魅力を知っている気がします」と胸を張った。 最後は、青のドレス姿でメンバーや同期へのメッセージも送り「モーニング娘。の石田亜佑美と出会ってくれて、好きになってくれて本当にありがとう」と感謝。卒業後もソロで芸能活動を続け「どんな挑戦との出会いが待っているのかとても楽しみです。いったん、なんでもやってみたい」と胸を躍らせていた。
報知新聞社