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NJT銅管、シャフト炉燃焼制御を完全自動化。エネルギー効率1割向上

配信

鉄鋼新聞

 銅管国内大手メーカーのNJT銅管(本社・愛知県豊川市、社長・物部哲郎氏)は主力製造拠点である同市の伸銅所でシャフト炉の燃焼制御を完全自動化し、炉のエネルギー効率を1割程度高めた。エネルギーコストの削減や環境対応が狙い。これまでにシャフト炉内の一部バーナーに自動燃焼制御機能を持たせていたが、効果が出ているため設備をさらに改造。炉内のすべてのバーナーで燃焼制御を自動化した。  シャフト炉は縦長形状の大型溶解炉で主要製造設備の一つ。上部から原料を投入しながら効率よく銅を溶かせることや、操業状況に応じた間欠運転が可能なことなどが特長で、大量生産品の製造に用いられている。  自動燃焼制御は炉内の一酸化炭素量を計測し、燃焼に必要なガスと空気の量を調整する機能。省エネと品質を最適化した条件での溶解が可能となる。同社では数年前に一部のバーナーで導入していたが、数千万円を投資し今年3月にシャフト炉内のすべてのバーナーに適用範囲を広げた。  同社では液化ブタンガスから都市ガスへの燃料転換や、押出前にビレットを加熱するヒーターの更新などさまざまな省エネ投資を実施しており、今回のシャフト炉改造はその仕上げとしての取り組みとなる。