ついにダイアナ妃が登場! 『ザ・クラウン』シーズン4の主要キャストをおさらい
『ザ・クラウン』を熱心に観ているファンであれば、シーズン3にキャストが総入れ替えになったことを知っているはず。シーズン3では、オリヴィア・コールマンがクレア・フォイから役を引き継いでエリザベス女王を演じ、ヘレナ・ボナム=カーターがヴァネッサ・カービーの役を引き継いでマーガレット王女を演じている。 【写真】『ザ・クラウン』について、あなたが知らなかった60のこと シーズン4ではこれほど大きな変化はないものの、新たな登場人物が何人か加わったことに伴い、新しい役者が仲間入り。そこで、新顔からおなじみの人物まで、シーズン4でメインとなるキャストを改めておさらい!
エマ・コリン(ダイアナ妃)
役柄:英国の王位継承者であるチャールズ皇太子は、1970年後半に結婚相手を探すことになる。そこで白羽の矢が立ったレディ・ダイアナ・スペンサー(後のダイアナ妃)は、ロイヤルにふさわしい若い女性として迎え入れられた。シーズン4では、わずか19歳で脚光を浴びたダイアナ妃が、信じがたいほどに複雑な王室に入った頃の様子を映し出す。 俳優:ダイアナ妃を演じるのは、24歳の新進女優エマ・コリン。これが彼女にとって初の主要な役柄となり、今後大きな注目を集めることになりそう。エマはこれまでに、『バットマン』のスピンオフとして米ケーブル局EPIXが制作したドラマ『Pennyworth』(原題)に出演している。
ジョシュ・オコナー(チャールズ皇太子)
役柄:チャールズ皇太子は、エリザベス女王とフィリップ王配の長男として生まれた英国の王位継承者。最新シーズンではレディ・ダイアナ・スペンサーと結婚し、2人の波乱に満ちた関係が描かれる。 俳優:シーズン3でもチャールズ皇太子を演じたジョシュ・オコナーが続投。彼はこれまでに、英ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』やBBCドラマ版『レ・ミゼラブル』、高い評価を受けた映画『ゴッズ・オウン・カントリー』などで異彩を放っている。
エメラルド・フェネル(カミラ・パーカー・ボウルズ)
役柄:(ネタバレ注意)チャールズ皇太子とカミラはシーズン3で恋に落ちていたが、シーズン4が終わる頃には2人とも別の相手と結婚をしている。だが王室ウォッチャーならご存じのとおり、カミラとチャールズ皇太子の不倫は続き、2005年に結婚した。 俳優:前シーズンでもカミラを演じたエメラルド。彼女はBBCの大人気サスペンスドラマ『キリング・イヴ』のシーズン2で、製作総指揮および脚本も務めている。今年のサンダンス映画祭で上映されたキャリー・マリガン主演の『Promising Young Woman』(原題)監督としてもデビュー済み。
オリヴィア・コールマン(エリザベス女王)
役柄:シーズン4で女王は、王位継承のためチャールズ皇太子にふさわしい結婚相手を見つけることに躍起になっている。彼女はまた、国内で分裂が進むなか、英首相として新たに就任したサッチャーと対立することに。 俳優:オリヴィアは映画『女王陛下のお気に入り』でアン王女に扮し、見事アカデミー主演女優賞を受賞。フィービー・ウォーラー=ブリッジが主演を務める人気ドラマ『フリーバッグ』では、主人公の父の再婚相手を演じている。
Translation: Masayo Fukaya