どうなる鈴木誠也?カブスが強打の右翼手タッカーを1対3のトレードで獲得…米報道、鈴木は来季DHか…ベリンジャーは放出濃厚
複数の大手米メディアが13日、カブスがアストロズからトレードで強打のカイル・タッカー外野手を獲得すると報じた。カブスからはイサク・パレデス三塁手、ヘイデン・ウェズネスキ投手、若手有望株のキャム・スミス内野手の3人が移籍する。このトレード話で、アストロズは鈴木誠也外野手を狙っているという報道もあった。 カブスが外野手のタッカーを獲得したことで、今オフ、オプションを行使して残留したベリンジャーの放出が確実視されている状況。ただ、ベリンジャーは来季の年俸2750万ドル、26年は選手オプションで2500万ドルの契約が残っていて、ヤンキースが狙っているとされるが、この年俸がネックとなっているという見方もある。 鈴木のトレードに関しては、契約にトレード拒否条項が盛り込まれていて、球団間だけでは決められない。代理人のジョエル・ウルフ氏はウィンター・ミーティング中の10日に取材に応じ、鈴木のトレード話に関して「(カブスが)誠也をトレードしたいと思っていないと思うが、断れない取引と感じるケースも出てくるかもしれない。誠也自身が移籍を検討するチームは少ない。トレードはあり得るが、可能性は低いと思う」と語っていた。鈴木はカブスと残り2年、3600万ドルの契約が残っている。 一方で、タッカーの獲得で、主に右翼にタッカーが入るとなれば、鈴木は来季、指名打者中心となる可能性が高くなる。ウルフ氏は「鈴木のDH起用は嬉しいことではない。鈴木がメジャーに渡るとき、フルタイムのDHとして出場してくれと言われていたら、その球団とは契約していないと思う」と話していた。
中日スポーツ