JA埼玉県大会
農協の組合員などが今後の方針や重点課題を3年に1度、話し合う「JA埼玉県大会」がさいたま市内で開かれ、担い手不足で縮小する農業基盤の対策強化といった取り組み方針が決議されました。 9日の大会には、県内にあるJAの代表者などが参加しました。 はじめに、JA埼玉県中央会・連合会の坂本富雄会長が、「高齢化や担い手不足により農業基盤の縮小が続き、これからの10年間では担い手の大幅な減少が危惧されている」と指摘しました。 その上で「持続可能な農業や地域共生社会の実現に向け、協同組合としての役割を発揮していく」とあいさつしました。 続いて、物価高による事業総利益の減少を受けた「経営基盤の強化」などの実現に向け、一体となって取り組むとする決議案が採択されました。 また、地域に根ざした協同組合の役割発揮や、JAグループの存在意義や目指す姿を整理し、期待や役割を果たしていくといった大会宣言も採択されました。
テレ玉