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桐生の縫製工場が医療用ガウンの寄付募集、原価を全公開 製販一体の仕組みを活用 

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繊維の街として知られる群馬県桐生市の縫製工場フクルは、医療用ガウンの寄付プロジェクトをスタートした。7月31日まで特設サイト「フクルショップ(FUKULE SHOP)」上で寄付を受け付け、送料も含めた1着3000円で医療機関や自治体などに提供する。木島広フクル社長は「アパレル産業に関わる企業として、何か社会的に貢献したいと考えた。価格をできるだけ抑え、原価率なども全て公開した」と語る。同社はインターネットと生産システムを直結する独自のプラットフォームを構築しており、サイト上では原価をすべて公開している。 【画像】桐生の縫製工場が医療用ガウンの寄付募集、原価を全公開 製販一体の仕組みを活用 

特設サイトでは、寄付と購入の2パターンを選ぶことができ、寄付を選ぶとフクル側が責任を持って寄付した人の自治体宛に医療用ガウンを届ける仕組み。5月12日時点で500着ほどの寄付が集まっているという。 フクルは不織布製の医療用ガウンの製造も請け負っており、そのノウハウを応用した。この寄付プロジェクトでは繰り返し使うこともできる撥水性のポリエステル製生地を使用しており、使い捨ての不織布製ガウンが行き届くとされる7~8月までの”つなぎ”利用を想定している。

フクルは、「ジュンヤ・ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME DES GARCONS)」でパタンナーを務めた木島広氏が2015年4月に創業。縫製工場発の衣料品革命”を掲げ、縫製工場を軸に、テキスタイルや副資材メーカーを独自のネットワークで結んだ製販一体型のITシステム「フクルネットワーク」を構築している。今回の寄付プロジェクトでも、サイト上で原価率の詳細を全て公開している。

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