元助っ人が立たされた岐路 3人の子を抱え来日も1年で退団…メジャーで味わった“現実”
元巨人のアンドリースは今季はメジャーで4試合の登板に終わった
7月にマーリンズから事実上の戦力外(DFA)となっていた元巨人のマット・アンドリース投手は、メジャーで4登板に終わった。マイナーでも結果を残せず、2022年に3人の子どもを抱えて来日し居場所を求めた35歳右腕は、FAとして現在も所属先を探している状態だ。 【写真】ミニスカ姿の美人妻を抱きしめ…巨人元助っ人右腕の2ショット アンドリースは2011年ドラフト3巡目でパドレスに入団。2015年にレイズでメジャーデビュー。その後はエンゼルスなど複数球団を渡り歩き、2022年は巨人でプレー。当時は3人目の子どもの誕生を控えていた中で日本でのプレーを決意し、米メディアに取り上げられることもあった。 しかし、巨人では5試合に登板して0勝2敗、防御率4.82に終わり、1年で退団。昨季はドジャース傘下3Aオクラホマで1年間プレーしたが、メジャーから声はかからず、11月にFAとなっていた。 今季は4月4日(日本時間5日)にマーリンズとメジャー契約するも、初登板となった同7日(同8日)、カージナルス戦は1回を投げ1被弾の2安打2失点。同13日(同14日)にはDFAとなり3Aジャクソンビルにアウトライト(保有権が移行)となった。7月4日(同5日)に再びマーリンズとメジャー契約するも3日後の7日(同8日)にDFAになると、10月2日(同3日)にFAとなっていた。30日(同12月1日)時点でも契約報道は出ていない状況だ。 今季はメジャーで4試合で0勝1敗、防御率6.00。マイナーでも18試合で2勝4敗、防御率4.93の成績に終わった。メジャー通算では221登板を誇るも、近年の低迷は否めない状況。2022年4月に三男のジェット君が誕生し、ジル夫人と3人の子供たちを養う35歳右腕は、今オフにどのような決断をくだすのか注目される。
Full-Count編集部