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すでに歴代でも上位! 巨人・坂本勇人は偉大なOBにどこまで食い込めるか

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週刊ベースボールONLINE

 今シーズン、リーグ連覇を目指す巨人をけん引するのが、プロ14年目の坂本勇人だ。2008年にレギュラーの座をつかんで以降、毎シーズンチームの主力として活躍。球界屈指の人気・実力を兼ね備えるスター選手に成長した。今回は、巨人の旗手である坂本の通算成績をあらためて振り返ってみた。 セ・リーグ6球団 “史上最強”の遊撃手は?

すでに巨人史に残る成績を残している坂本

 2019年シーズン終了時点での、坂本の通算成績は以下のとおり。 試合:1670 打数:6440 得点:983 安打:1884 二塁打:348 三塁打:21 本塁打:223 打点:800 打率:.293  過去13年で積み重ねた数字はいずれも現役選手の中でトップクラス。実は巨人の偉大なOBと並んでも、上位に食い込む素晴らしい成績なのだ。  まずは試合数。昨年までのプロ13年間で1670試合に出場しているが、これは土井正三や篠塚和典などの偉大なOBを超える巨人歴代10位。歴代1位は王貞治の2831試合だが、坂本が年間100試合を10年続けても届かない数字のため恐らく更新は難しいだろう。ただ、順調なら阿部慎之助が記録した歴代2位の2282試合を超える可能性は十分にある。  現在6440の打数はすでに巨人歴代6位。高橋由伸や原辰徳などのレジェンド以上の数字を残している。歴代1位はこちらも王貞治で9250打数。坂本はここ数シーズンで年間平均500打数前後の数字を残しており、順調なら巨人歴代1位も見えてくる。

巨人歴代1位になれそうな記録は?

 坂本は現在1884安打。今シーズンは、ロッテで活躍した榎本喜八の持つ最年少2000安打記録の更新が期待されたが、開幕延期のために絶望的な状況だ。しかし巨人の歴代記録で見ると、偉大なOBを超えて球団歴代1位になる可能性は十分にある。  巨人の安打数歴代1位は王貞治の2786本。坂本との差は約900本と並ぶまでの道のりは遠い。とはいえ、坂本はプロ2年目以降、年間130~150本安打と安定しており、年齢を重ねることによる成績の下降を加味しても、残りのキャリアで900安打を打つことは難しくないだろう。  また、これまでに348本を記録している「二塁打」も歴代1位が見えている。現在は歴代5位だが、王貞治が記録した歴代1位の422本まであと74本。坂本は毎シーズン20本以上二塁打を放っており、単純計算ではあと4~5シーズンあれば歴代1位に躍り出る。  本塁打は歴代7位、打点は歴代8位とこちらもトップ10に入っている。本塁打の歴代1位は言うまでもなく王の868本。坂本が2019年シーズンと同じ年40本を10年続けても届かない数字だ。382本で歴代4位の原、406本で歴代3位の阿部を超えられるかどうかだろう。  打点も通算2170打点の王超えは難しいが、現在のペースなら1093打点で歴代5位の原を超える可能性はある。通算打率も上位は.310以上と差は大きい。ただ坂本は2年連続で3割以上を記録しており、この成績が続けば歴代上位を目指すことも可能だ。  このように、坂本はキャリア13年間で早くも偉大なOBに比肩する成績を残している。31歳とまだまだ長く活躍できる年齢のため、今回紹介したように、これからの活躍次第で巨人歴代1位、さらにはNPB通算1位になることも夢ではない。今シーズンは新型コロナウイルスの影響で試合数が激減するが、そのハンデをものともしない活躍を見せてくれることを期待したい。 文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM

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