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1800万円不正受給、障害者施設を処分 退職者の名前使い虚偽報告で事業指定

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千葉日報オンライン

 千葉県は12日、介護給付費など公費約1800万円を不正に受け取っていたとして、障害児通所支援事業や短期入所施設「わたぼうし」(袖ケ浦市戸国飛地)を運営する「社会福祉法人博和会」(同所、田口寛正理事長)に行政処分を行った。児童発達支援・放課後デイサービスは児童福祉法に基づく指定事業や新規受け入れの停止、短期入所は新規利用者の受け入れを停止する。停止期間はいずれも13日~9月12日の3カ月。人員不足などにより、既に事業を休止している。  県障害福祉事業課によると、2015年~18年、保育士、児童指導員が定員に達していないのに、退職した職員の名前を使った虚偽報告で事業の指定を受けていた。また、職員の給料加算用に支給された支援金の一部、約500万円を対象外職員の賃金に充てた。  障害者の短期入所部門でも15~18年、約1300万円を不正に受け取った。賃金への不正充当のほか、市町村から給付が受けられるように利用日数を改ざん。一時帰宅した日も利用したように見せかけていた。  これとは別に、不適切な請求があったとして利用者が居住している各市町村などが約4400万円の返還を請求している。  通報に基づく県の立ち入り調査で発覚した。発覚後に就任した田口理事長は不正を認め「社会福祉法人としてあるまじき行為で申し訳ない」と謝罪。利用者や家族にも施設の休止に伴う環境の変化で負担を掛けているとした上で、不正受給分の返還後、速やかに事業の再開を目指すとした。

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