“兄妹金”から約1か月 阿部一二三「充実」 詩「リラックス」
東京五輪の柔道で日本史上初の兄妹同日に金メダルを獲得した阿部一二三選手と詩選手が9日、食事面などのサポートを受ける企業のイベントに出席しました。 大舞台での快挙から約1か月がたち、兄・一二三選手は「充実していて、1か月たったのが早い」とコメント。一方、妹の詩選手は「五輪までの期間は毎日練習の日々だったので、今はすごくリラックスして休めています。(1か月が)すごく早い」と、語りました。 同企業からは栄養面などのサポートを受け、五輪までの道のりについて一二三選手は「減量期でもパフォーマンスを最大限に生かせる感覚があった。試合に向けてすべてうまくいって、自信が毎日ついていった」と、金メダル獲得までの充実した調整を振り返りました。 また、詩選手はコンディションを維持する上での取り組みとして「朝食を食べることが苦手だった。慣れるまでは難しい部分でもあったけど、意識して取り組むようにしました」と、快挙の裏に食事面での努力があったことを明かしました。