神木隆之介、7度目共演の杉咲花に質問も「素敵なところは全然変わってない」の返答に喜び
『ライオンの隠れ家』
『ライオンの隠れ家』は、柳楽と坂東演じる兄弟のもとに、突然「ライオン」と名乗る男の子が現れることから始まるヒューマンサスペンス。撮影は茨城県神栖市で行われているといい、柳楽は「最高なロケーション」、坂東は「キャストもみんなそこにいる家族な感じがしていて、ここにいるのが不思議」と、すっかり役が馴染んでいる様子。 そんな中、桜井は「私がとんでもない雨女で、撮影に出ると必ず雨が降ってしまう」と自虐気味で、「柳楽さんがすごい晴れ男だと聞いていて、2人揃うとどうなるんだろうなと思っていた」と打ち明ける。「今のところ僕が勝ってる」という柳楽だが、桜井は「先に帰られると雨が降る」としょんぼり。柳楽が「大丈夫です!」とフォローするも、子役・佐藤の「今日、雨降ってるけどね」という的確なツッコミに、会場は笑いに包まれた。 市役所職員を演じる齋藤は、元保育士でもある役どころ。現場では子どもたちのマドンナになっているようで、「保育園児役の男の子から『先生にしてはかわいくなぁい?』と口説いていただいて、おもちゃの王冠とかを頭に載せてもらった」と回顧。さらに坂東が「大空くんも、齋藤さんがいる日は急に男になるんですよ」と続けると、齋藤は「おもりを持って、『俺、持てるんだ!』って」と、ほほえましいエピソードを披露した。
『海に眠るダイヤモンド』
『海に眠るダイヤモンド』は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と現代の東京を舞台に描く、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメント。神木演じる鉄平と、斎藤演じる進平は兄弟で、「お父さんの國村(隼)さんが一平なので、みんな“ぺい”がつく」と斎藤。神木は「現場で『……っぺいさん』って呼ばれると、『どのぺいですか?』って3人振り向く」と話して笑いを誘う。 そんな神木の座長ぶりについて、斎藤は「本当に素晴らしくて、爪の垢を煎じて飲みこそはしないけど、煎じるまではしたい」と独特な表現で称賛。一方、土屋は「本当に美術さんが素晴らしい」と、端島の地獄段をはじめとするリアルなセットを紹介。ロケでは全国を飛び回っているといい、「日本ってこんなに素晴らしいところがあったんだと再発見できる」と目を輝かせた。 神木と杉咲は、互いに最多となる7度目の共演。「花さま」「神さま」と呼び合っているそうで、「僕はあのとき(初共演時)から成長しているのでしょうか」と神木。「気を使いすぎて疲れてないかなって心配になるときもあるけど、人のために動くことに喜びを感じられる方なのかなって。そんな素敵なところは全然変わってないです」という杉咲の言葉に、「元気出ました」と頬を緩めた。