【プレビュー】上昇ムード漂うバルセロナ、敵地でセビージャとの上位対決へ | ラ・リーガ
セビージャ(4位 勝ち点48|15勝3分5敗|34得点16失点)
セビージャは前節、敵地でオサスナと対戦して2-0で勝利。試合を終始支配し、相手に枠内シュートを1本も打たせない展開で、勝ち点3を奪い切った。 第5節から第8節にかけて1分け3敗の時期を過ごした以外は、安定した戦いを続けているセビージャ。直近ではリーグ戦6連勝中であり、特に失点数はアトレティコ・マドリードと並んでリーグ最少の16失点だ。 そして、今節対戦するのは勝ち点2差で3位に位置しているバルセロナ。消化試合数が1試合少ないためにやや有利なセビージャは、直接対決で最良の結果を収め、再び3位に浮上すれば大きなアドバンテージを得ることができる。
注目選手:イヴァン・ラキティッチ
32歳にして今季公式戦33試合に出場するイヴァン・ラキティッチ。セビージャにおいても献身性とクオリティーは衰えず、常にチームの勝利に貢献している。コパ・デル・レイにおいては準決勝ファーストレグのバルセロナ戦で得点を決めて勝利に貢献したが、リーグ戦でも古巣のネットを揺らすことはできるのだろうか。
予想フォーメーション(4-3-3)
GK:ブヌ DF:J・ナバス、クンデ、ジエゴ・カルロス、エスクデロ MF:ラキティッチ、フェルナンド、ジョルダン FW:スソ、エン=ネシリ、ゴメス
バルセロナ(3位 勝ち点50|15勝5分け4敗|53得点22失点)
先週末のリーグ戦で昇格組カディスと引き分けて不調が騒がれたバルセロナだったが、日本時間25日に行われた第1節未消化分ではエルチェに3-0で完勝。前半はあまりギアが上がらなかったが、後半にリオネル・メッシが2得点を決め、見事にエースとしての役割を果たした。 そして、リーグテーブルでは今節の相手であるセビージャを暫定で追い抜いて3位に浮上。1試合消化試合の少ない首位・アトレティコ・マドリードとの勝ち点差を「5」としている。 とはいえ、今節の直接対決を落とせばタイトルに向けた上昇ムードも再びしぼみかねない。ラ・リーガ前半戦で引き分けた相手に今度こそ勝ち切り、優勝争いのライバルたちにプレッシャーをかけたい。