妊娠中に被災したら、一体どうすれば…? 96.9%が「妊婦に特化した防災対策」を自治体に希望【妊婦×防災アンケート】
株式会社ベルタが運営する女性ライフステージブランドBELTAは、9月の「防災月間」に向けて、妊娠経験のある131名を対象に「妊娠中の防災」に関するアンケートを実施。8月30日に発表されたプレスリリースをもとにご紹介します。 ▼【画像】96.9%が「妊婦に特化した防災対策」を希望【妊婦×防災アンケート】結果をグラフでぜんぶ見る!
【調査概要】
調査期間:2024年8月25日~8月28日調査方法:インターネット調査調査対象:妊娠中・出産経験のある女性調査人数:131名
約2人に1人は「妊娠中に被災する可能性」を考えた経験あり
「ご自身が妊娠中に被災する可能性について考えたことはありますか?」という質問に対して「ある」と回答した人は60.5%でした。半数以上が妊娠中の被災について考えたことがあるようです。
「避難所での生活が長引いた場合」「自宅で生活する場合」いずれの場合も心配なのは……?
妊娠中に被災して「避難所での生活が長引いた場合」「自宅で生活する場合」とそれぞれで心配なことを聞いたところ、「お腹の子供に必要な栄養ある食事を摂取できるか」が心配と回答した人は避難所で79.1%、自宅で84.5%と、どちらも約80%という結果になりました。 次いで、「体調不良の際に周りに頼れる環境があるか」という点についても不安を感じる人が避難所で52.7%、自宅で58.1%と、どちらも50%を超えています。 また妊娠中に避難所で生活する場合は「周囲へ気遣うことで精神的に疲弊しないか(30.2%)」という回答も多く、一方で自宅での被災生活では「災害の情報を得ることが出来るか(24.8%)」と情報取得への不安があることが伺えます。
「妊娠中の被災を想定した特別な防災準備はしていますか?」→意外な結果に!
防災対策の有無については全体の64.3%が「防災対策をしている」と回答しました。防災意識が高まる中で半数以上は、防災対策をしているようです。 一方で、防災対策をしている人に「妊娠中の被災を想定した特別な防災対策はしていますか?」という質問をしたところ、「はい」と回答した人はわずか2.4%。「いいえ(準備しようと思いながらできていなかった)」が43.4%、「いいえ(準備しようと思っていなかった)」が54.2%と、大半の人が妊婦に特化した防災対策をできていないことが明らかに……!