広島・大瀬良、今年の漢字に『恩』倍返しならぬ恩返し誓う!
広島・大瀬良大地投手(29)が11日、廿日市市の大野練習場で自主トレを公開。昨年9月の右肘手術から復活を目指すエースは今年の漢字に「恩」を掲げ、結果にこだわることを誓った。3年ぶりのリーグ優勝に導く。 自主トレ場所は宮島が目の前に広がる大野練習場。完全復活を目指す大瀬良は今年の漢字を「恩」と定め、倍返しならぬ恩返しを誓った。 「たくさんの人に支えられて投げることができている。元気な姿をマウンドで見せて結果を残すことが一番の恩返しになる」 2年連続の開幕投手を務めた昨季は開幕から2試合連続で完投勝利と好スタートを切ったが、9月に右肘の手術を受けてシーズン終了。11試合で5勝4敗、防御率4・41で、チームも2年連続のBクラスに転落するなど、不完全燃焼だった。 逆襲のシーズンへ、オフは走り込みと食事制限で93キロから89キロの減量に成功した。12月には術後初めてブルペンでの投球練習を行い、この日は室内練習場で最大45メートルのキャッチボールを披露。2月の春季キャンプに向けて、ギアを上げていく。 「菅野さんがいるジャイアンツを打ち破れるように頑張っていきたい」 ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指していた菅野の巨人残留が決定。鯉のエースがGの3連覇阻止に燃えている。(柏村翔)