<センバツ高校野球>21世紀枠候補 三島南「責任を自覚」 活動報告会 4首長ら期待 /静岡
春のセンバツの21世紀枠東海地区候補校である三島南高野球部の地域振興活動報告会が4日、三島市役所であり、伊豆箱根鉄道駿豆線沿線4首長らが選手を励ました。伊藤侍玄(じげん)主将(2年)は「候補校に選ばれたとは、地域の人々の応援への責任を選手が負うということ。責任を自覚し、練習に取り組む」と語った。 伊豆箱根鉄道と沿線4市町でつくる地域活性化協議会の主催。持山育央(やすひろ)校長は「候補校に選ばれたのは地域に密着した野球教室などの活動のたまもの」と説明。稲木恵介監督は「野球体験会や野球教室は2014年に始め、参加した園児や小学生は概算で1000人を超えた」と報告した。 各首長は、「基本の徹底が一番強い。一緒に春を待とう」(菊地豊・伊豆市長)▽「長嶋茂雄さんをはじめ野球人は紳士で素晴らしい」(小野登志子・伊豆の国市長)▽「町長室から富士山と三島南高の校舎が目に入る。日本一を目指して頑張って」(仁科喜世志・函南町長)▽「三島の名前を全国に発信していただけるとたいへん幸い」(豊岡武士・三島市長)――などと声をかけていた。【石川宏】