山形商業高3年生、弁当開発に挑戦 ビビンバ丼とロコモコ丼・7日と14日、モーズで限定販売
山形市の山形商業高(地主佳子校長)の3年生が、市内のスーパー「moh’z(モーズ)」(佐藤慎悟店長)と連携し、弁当商品の新メニュー開発に挑戦した。プレゼンテーションを経て選ばれたビビンバ丼とロコモコ丼の2種類が7、14の両日、同店で数量限定で販売される。 地域のスーパーを元気にしたいと「商品開発と流通」の授業で生徒77人が取り組んだ。同店を運営する高橋畜産食肉店舗運営部の高橋誠次長(47)から商品開発のポイントを7月に講話で学び、さらに店舗の実地調査で客層や、店舗の強みと課題などを探ってきた。 生徒たちは12班に分かれて弁当企画を提案し、その中からビビンバ丼とロコモコ丼が新メニューとして採用された。試作段階では生徒たちから、ご飯と肉の量や彩り、味のバランスなどでさまざまな意見が出たという。同店惣菜(そうざい)担当の後藤直樹副店長(44)は「若い世代は意外と小食傾向で、量よりもバランスや見た目にこだわりがあり、新メニューにもできる限り反映した」と話した。
価格はロコモコ丼が647円、ビビンバ丼は755円。7、14の両日とも午前11時から同店で数量限定で販売する。生徒たちは2日間それぞれ、販売実習として店頭に立つ。