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「登場したときに声援がなかったのは初めて」草なぎ剛、歓声NG舞台挨拶にさぐりさぐり対応

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ABEMA TIMES

 映画『ミッドナイトスワン』公開記念舞台挨拶が9月27日、TOHOシネマズ六本木ヒルズシアター7にて行われ、草なぎ剛、服部樹咲、水川あさみ、内田英治監督が登壇。舞台挨拶の模様が、全国145館の映画館で生中継された。  同作は、トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれず生きるもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く「ラブストーリー」。新宿のニューハーフショークラブでステージに立つ凪沙は、ある日、ネグレクトを受ける親戚の少女・一果を預かることになる。自らの“性”に葛藤し世間から疎外感を感じながら生きてきた凪沙は、自分と同じく孤独に生きてきた一果の苦悩と向き合い、彼女の才能に気付き応援するうちに愛を知り、初めて「母になりたい」と願うようになる。

 新型コロナウイルス対策のため、歓声NGで行われた今回の舞台挨拶。草なぎは「コロナで大変な中、全国各地の皆さん、劇場に足を運んでくださりありがとうございます」と感謝を述べつつ、「登場したときに声援がなかったのは初めてで。僕もアイドルをついに卒業したのだなと(思いました)」と小ボケ。「これはウケているのかウケてないのかわからない。(皆さん)リアクションが取れないから」と、さぐりさぐりな状態であると語ると、客席からは笑い声の代わりに大きな拍手が起こった。  SNSでは「#ミッドナイトスワンを広めよう」というハッシュタグが流行。公開前から大きな話題となっていた。内田監督自ら「宣伝隊長」と名乗り広報活動を精力的に行ってきたが、ヒットの実感は今日劇場に来て感じたとのこと。「(SNSで評判を見ても)本当に人が入っているのか(不安でした)。もともとはそんな自虐な性格じゃないんですけど、今回はオリジナル脚本でこういった内容で、なかなかヒットするような題材じゃないので、なかなか信じられなかった」「僕も宣伝キャラになって(盛り上げていたため)“身内ウケ”なんじゃないかと言われてましたけど、今日、劇場スタッフからも流行ってますよと言われて、払拭できたのではと思います」と、安堵の表情を浮かべていた。  舞台挨拶では、同作が「愛」を描いた作品であることにかけ、司会者から草なぎらへ「愛の告白」をリクエストする場面も。草なぎは「いつも僕を癒してくれるクルミちゃん」と、愛犬のクルミちゃんの名前をあげ、「今日も六本木の映画館で舞台挨拶をしています。あなたのご飯代を稼ぐために働いています!」と呼びかけ。「今、言うことかな?…今でしょ!」と林修の決め台詞を使い、自らツッコミ、笑いの代わりに拍手が起こっていた。  服部は内田監督に愛の告白。「第一印象が怖くて近付きづらい感じかなと思ってたんですけど、実際は優しくて話しやすい方ですし笑顔がチャーミングでギャップがあって好きです」。内田監督は「(自分は)彼女の親と同世代だと思うんですけど…嬉しいです。いつもツンとしてるので嫌われてなくて良かったです」と照れた様子を見せていた。  また、水川は「ここにいる全てのお客様へ。映画館ってみんなお互いを知らないのに、一つのものを一緒に見て笑ったり怒ったり感動したりできる。特別な環境。皆さんのことが好きです」と、全国の観客に感謝。内田監督も観客と同作に関わったスタッフに愛を送りたいといい、「今回のスタッフじゃなかったらできなかった。みんなが作品やキャラクターを愛してくれたからできた作品」「SNSで盛り上げていただいた皆さん、今日来ていただいている皆さんにありがとうを言いたい」と改めて感謝を述べた。  舞台挨拶の後半には司会者から『ミッドナイトスワン』をさらに広げ、Twitterでのトレンド入りを目指そうと、「#ミッドナイトスワンを広げよう」に代わる新たなハッシュタグを決めようという提案が。草なぎは「『#クルミちゃんラブ』でいいんじゃないですか?」とボケつつも、最終的には「『#ミッドナイトスワン公開中』なんていかがでしょうか?」と真面目に回答。終始シャイなリアクションを見せていた内田監督だが、たくさんの観客から勇気をもらったのか、「では『#ミッドナイトスワン大ヒット公開中』にしましょう!」と自信を持って修正していた。  最後に草なぎは「皆さん本当に本日は劇場に足を運んでくださってありがとうございます。全国の方ありがとうございます。この映画は攻めてはいるんですけど、R指定がついていないんです。なので家族の方と本当に見て欲しい作品なんです。観る方によってこんなに感じ方が違う映画はないと思います。 年齢問わず、性別問わず、国籍問わず、いろいろな方に見て欲しいです」と呼びかけていた。 テキスト:堤茜子

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