桑田佳祐、初のBlue Note Tokyoでソロ配信ライブ開催決定
桑田佳祐が、Blue Note Tokyoに初登場し、無観客配信ライブ『桑田佳祐「静かな春の戯れ ~Live in Blue Note Tokyo~」』を3月7日に実施することが2月21日、わかった。寒さと共に長く続く暗い雰囲気の中、多くの人がじっと耐え忍んでいる“静かな春”の時期に、特別なステージを届ける。 先日は自身の今までのソロ楽曲が、株式会社ユニクロの新TVCMシリーズに、シリーズを通して複数曲タイアップ展開されることが発表されたばかりの桑田佳祐。以降、現在は連日その歌声がCMに乗ってお茶の間をにぎわせており、次の動きが期待されていたが、ソロライブの開催発表となった。 場所は東京青山にあるBlue Note Tokyo。Blue Noteと言えば言わずと知れた世界屈指のライブハウス。ニューヨーク、リオデジャネイロ、ミラノ、ハワイなど、世界各国に展開するジャズ・クラブ、音楽の殿堂です。意外にも今回のライブでBlue Note初登場となる桑田佳祐。一体どんなライブを見せてくれるのか、今から大いに期待が膨らむ。 昨年は6月25日のサザンデビュー記念日と、大晦日の年越しタイミングに、サザンオールスターズとして「Keep Smilin’」を合言葉に、横浜アリーナから2度の大規模無観客配信ライブを行った。コロナ禍という大変な状況の中、エンタメの力を改めて見せつけてくれたが、今回はソロでのライブであり、会場の大きさや雰囲気もまったく異なる。 2021年が明けてまもなく、東京をはじめとした多くの都府県で再び緊急事態宣言が発出されるという事態に見舞われ、寒さと共に長く続く暗い雰囲気に、多くの人が憔悴してしまっているこの時期。音楽で人々の気持ちにそっと寄り添い、そして来るべき穏やかな春を一緒に迎える準備ができるような、そんな温かみのあるライブになることだろう。 ライブは事前に収録され、緊急事態宣言下、最後の日となる予定の3月7日に配信される。3月上旬といえば、暦の上では啓蟄の時期(今年は3月5日)。「冬に籠っていた虫たちが動き出す」時期と言われるのがこの時期。コロナウィルスによって閉じ込められていた人々も、今度こそは音楽に誘い出されるようにして身も心も解放されていけば・・・そんな思いがこもったライブとなる。 奇しくも今週2月26日に桑田は、65歳の誕生日を迎える。 ラジオなどを始め、「わたしも高齢者の仲間入り」などと冗談交じりの発言もしていますが、長いキャリアを重ねてきたからこそできる円熟味溢れる音を、“世界に誇る音楽の殿堂”Blue Note Tokyoから祈りにも似た思いと共に、世界中に配信という形で届ける。 チケットは2月21日(日)0:00より、サザンオールスターズのオフィシャルファンクラブ「サザンオールスターズ応援団」会員限定で、オリジナル特典付きチケットの先行販売がスタート(特典の内容は後日発表)。一般チケットは2月26日(金)から、各配信メディア【ABEMA、GLOBE CODING、新体感ライブ CONNECT、PIA LIVE STREAM、U-NEXT、LINE LIVE-VIEWING、ローチケ LIVE STREAMING 他】にて販売開始を予定している。詳細はサザンオールスターズ オフィシャルサイトを確認。 なお、今後も音楽の力が多くの人々の気持ちに寄り添い続けられるよう、またそんな音楽を提供してくれる素敵な場所や人達がこれからも活躍していけるよう願いを込めて、この配信ライブの収益の一部は、「Music Cross Aid ライブエンタメ従事者支援基金」を通じて、ライブエンタメ業界のために役立てていく予定。 ■桑田佳祐コメント 皆さん、お元気ですか? 2021年、大変な1年の始まりになってしまいましたが、毎日本当にお疲れ様です。 そんな折ではございますが、私はこの度、憧れのBlue Note Tokyoでライブをやらせていただけることになりました。ありがとうございます。 恥ずかしながら私もまもなく齢65歳を迎え、「高齢者」の仲間入りをしようとしております。そんな私ですが、世の中がどんな状況だとしても、できることといえば引き続き「音楽を皆様に届けること」これに尽きます。 今回は、「ライブハウス」というライブの原点の場所に立ち返り、一緒にいてくれる仲間たちと共に、シンプルかつ「少々大人な感じ」のライブをやらせていただきます。 今はまだ耐え忍ぶ時期が続いておりますが、春の訪れとともに、新しい時代がやってくることを祈りつつ・・・。 このライブが、そんな“静かな春”の戯れとして、皆様のささやかな楽しみの一つになりましたら嬉しい限りです。 それでは、Blue Noteでお待ちしております!! 桑田佳祐